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南極調理隊タテヤの越冬日記

2014.02.28 公開 ポスト

第1回

いざ昭和基地へ!竪谷博

【11月29日】
南緯40度、この日から暴風圏に突入。船は大揺れ。南極の周りは暴風圏が取り巻いており、これを乗り越えた者だけが南極へ辿り着けるのである!

【12月14日】
南極まで20キロの地点に到着。この時期、南極は夏ですが、昭和基地から沖までは最大6メートルもの厚さの氷が張っています。「しらせ」は体当たりで氷を砕き接岸を目指しますが、それに先行して車両の氷上輸送が開始。輸送チームに選ばれた私は、一足先に昭和基地入りすることになりました。

「しらせ」から見た南極。青白く輝く氷山は圧倒的なスケール!

 

海鳥の歓迎! 映画「千と千尋」のワンシーンみたいでした(^^)

次回からはようやく南極に辿り着いてからのお話をします。乞うご期待!!

 

おまけ。フリーマントルの古~い教会。


 

 

 

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南極調理隊タテヤの越冬日記

南極ではどんな暮らしをしているの? 何を食べてるの? 第55次南極観測隊・調理担当隊員タテヤが、昭和基地での日々をレポートします。

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竪谷博

1972年、東京都生まれ。日本料理店での修業を経て、居酒屋・風神亭チェーンの料理人として腕をふるう。41歳で一念発起し、第55次南極観測隊の調理担当として、2013年12月、昭和基地に赴任。ただ1人の調理担当隊員として、第55次南極観測隊越冬隊24名の活動を支え、15年3月に帰国。同年7月には東京都杉並区に居酒屋「西荻窪じんから」をオープン、居酒屋激戦区の西荻窪で多くの人に愛される人気店になる。47歳で再び一念発起し、第61次南極観測隊越冬隊の調理担当として、19年12月、昭和基地に赴任。越冬隊30名の活動を支えている。

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