小学生の頃の事です。あの「ザ・ドリフターズ」が私たちの教室にやってきました。
と、書くと嘘になってしまうのですが、半分は本当だと思える。それぐらいに、すぐ近くに来てくれた存在でした。テレビで観る芸能人はたくさんいるけど、あんなに子供にとって肌身に近く感じる存在はそれまでに一人もいなかったと言ってもいい。大人なのにふざけている。そして、大スターは普通、カメラ目線ではあるけど、決してこっちを見てはいない。でも、ドリフターズは「よお、一緒に遊ぼうぜ!」と、同じ目線で私たちに話しかけてくれるように思え、親しみの湧き方がぜんぜん違いました。
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