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自分の頭で考える日本の論点

2020.11.28 公開 ポスト

議論百出の22論点、あなたならどうジャッジしますか?出口治明

コロナ禍の日本が抱える問題に明解な答えを与えるとともに、自分の頭で考える習慣がつく名著。一段上の成果を目指す人にとって最良の参考書。――佐藤優さん(作家・元外務省主任分析官)推薦!

「正しい知識=ファクト」に基づくタテ・ヨコ思考で、古い常識や根拠のない俗説に惑わされず、日本と世界を正しく見て考えることができるようになる一冊。――関美和さん(『ファクトフルネス』翻訳者・杏林大学准教授)推薦!

(写真:iStock.com/metamorworks)

あふれる情報に振り回されず、自分の頭で考え、悔いのない選択をしたい――そのための強力な武器になる出口治明さんの新刊『自分の頭で考える日本の論点』。本書では、私たちが直面する重要な22の論点について、問題の背景やどんな見解があるのかを解説しながら、出口さんはどう判断するのかの、思考プロセスを開陳しています。

専門家でも意見の分かれる問題を、皆さんだったらどうジャッジするでしょうか? 本書で扱う22の論点と、付録「自分の頭で考えるための10のヒント」をご紹介します。

*   *   *

論点1 日本の新型コロナウイルス対応は適切だったか
論点2 新型コロナ禍でグローバリズムは衰退するのか
論点3 日本人は働き方を変えるべきか
論点4 気候危機(地球温暖化)は本当に進んでいるのか
論点5 憲法9条は改正すべきか
論点6 安楽死を認めるべきか
論点7 日本社会のLGBTQへの対応は十分か
論点8 ネット言論は規制すべきか
論点9 少子化は問題か
論点10 日本は移民・難民をもっと受け入れるべきか
論点11 日本はこのままアメリカの「核の傘」の下にいていいのか
論点12 人間の仕事はAIに奪われるのか
論点13 生活保護とベーシックインカム、貧困対策はどちらがいいのか
論点14 がんは早期発見・治療すべきか、放置がいいのか
論点15 経済成長は必要なのか
論点16 自由貿易はよくないのか
論点17 投資はしたほうがいいか、
論点18 日本の大学教育は世界で通用しないのか
論点19 公的年金保険は破綻するのか
論点20 財政赤字は解消すべきか
論点21 民主主義は優れた制度か
論点22 海外留学はしたほうがいいのか付録 自分の頭で考えるための10のヒント
(1)タテ・ヨコで考える
(2)算数、すなわち数字・ファクト・ロジックで考える
(3)外付けハードディスクを利用する
(4)問題を分類する「自分の箱」をいくつか持つ
(5)武器を持った「考える葦」になる
(6)自分の半径1メートル圏内での行動で世界は変えられると知る
(7)「人はみんな違って当たり前」だと考える
(8)人の真贋は言行一致か否かで見極める
(9)好き嫌いや全肯定・全否定で評価しない
(10)常識は徹底的に疑う

関連書籍

出口治明『自分の頭で考える日本の論点』

世界を正しく知って、正しく判断できる人になろう! 玉石混淆の情報があふれ、専門家の間でも意見が分かれる問題ばかりの現代社会。これらを自分で判断し、悔いのない選択ができるようになるには、どうしたらいいのか。ベンチャー企業の創業者であり大学学長、そして無類の読書家である著者が、私たちが直面する重要な22の論点を解説しながら、自分はどう判断するかの思考プロセスを開陳。先の見えない時代を生きるのに役立つ知識が身につき、本物の思考力も鍛えられる、一石二鳥の書。

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自分の頭で考える日本の論点

玉石混淆の情報があふれ、専門家の間でも意見が分かれる問題ばかりの現代社会。これらを自分で判断し、悔いのない選択ができるようになるには、どうしたらいいのか。ベンチャー企業の創業者であり大学学長、そして無類の読書家である著者が、私たちが直面する重要な22の論点を解説しながら、自分はどう判断するかの思考プロセスを開陳。先の見えない時代を生きるのに役立つ知識が身につき、本物の思考力も鍛えられる、一石二鳥の書。

 

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出口治明

1948年、三重県生まれ。立命館アジア太平洋大学(APU)学長。ライフネット生命創業者。京都大学法学部卒。1972年、日本生命に入社。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを経て2006年に退社。同年、ネットライフ企画を設立、代表取締役社長に就任。2008年に免許を得てライフネット生命と社名を変更、2012年上場。社長・会長を10年務めたのち、2018年より現職。『人生を面白くする本物の教養』(幻冬舎新書)、『全世界史(上・下)』(新潮文庫)、『人類5000年史(I~Ⅲ)』(ちくま新書)、『座右の書『貞観政要』』(角川新書)、『哲学と宗教全史』(ダイヤモンド社)、『還暦からの底力』(講談社現代新書)など著書多数。

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