年末、クリスマスの日、私は母と静岡の病院の心臓血管外科にいた。母の血液検査の値に大きな異常があった上、母がうちの階段を5段上がるだけで、ハアハア息をきらすようになったのだ。
主治医の先生が聴診器を、母の心臓あたりに当てても血液の漏れが聴こえないため、経食道心臓エコーという検査をした。口から、エコー(超音波)のついた管を入れ、食道のちょうど裏側にある心臓の様子をよく診るのだ。
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さすらいの自由が丘
激しい離婚劇を繰り広げた著者(現在、休戦中)がひとりで戻ってきた自由が丘。田舎者を魅了してやまない町・自由が丘。「衾(ふすま)駅」と内定していた駅名が直前で「自由ヶ丘」となったこの町は、おひとりさまにも優しいロハス空間なのか?自由が丘に“憑かれた”女の徒然日記――。