コロナ禍で人数制限をされながらも先日、国立新美術館での「ファッション イン ジャパン 1945-2020 流行と社会」展を見てきました。洋服の流行の変遷を、歩きながら見て楽しめるユニークな企画。戦時中でも、カスリの着物やモンペの中に、オシャレな着こなしがあったことに(やっぱりいたんだ! こういう女性が)と、妙に嬉しかったり、50年代のレトロな配色や優雅さにうっとりさせられるなど、歩き進むうちに、歴史と洋服の密接さも見えてきます。渦中にいた人間は、まさか時代を反映させようと思って洋服を着てないだろうに、こうして振り返ればこんなに象徴的に時代が映し出されてるのが面白いです。
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