先日、ムスメの結婚式がありました。コロナ禍でもあり、時間も短縮された、ささやかな式でしたが、自分の時よりもずーんと深く感じ入るものがありました。感激してしまったんですね。
というか思い返せば、結婚式当日の花嫁ってぶっちゃけ、やることはいっぱいあるのに、幸せそうな顔をしなきゃいけないという、謎の大芝居をすることになるので、案外頭の中はてんてこまいなんですよね。想像と違いました。まわりへの気遣いもマックスになるし、実は感激してるヒマなんて1秒とてありえないのです。(Aさんがまだ席についてないぞ。また遅刻か、あ! すっぽかしたのかも)(あれだけ説明してた料理がこれ? ショボすぎなんだけど!)(親が来た。ニヤニヤするのヤメて欲しい)(親戚よ、なんでこんな歌を選曲したんだ?)など、思いはぐるぐるめぐり、とても「これから幸せに」などとしっとり思えるヒマはありませんでした。
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