小説幻冬3月号発売！藤岡陽子さん特集ほか幻冬舎編集部

少しずつ春の陽気が感じられるようになってきた本日、小説幻冬3月号が発売となりました！

表紙は気候にあわせたかのようにうららかなイラストの中にただようオニくんたち。藤岡陽子さん『空にピース』のカバーイラストとのコラボ表紙です。

内容を少し、ご紹介します。

 

★藤岡陽子さん新刊『空にピース』刊行記念特集

小誌で連載いただいていた藤岡陽子さん『空にピース』が刊行されたことを記念して、特集を行っています。

藤岡さんへのインタビューでは物語が生まれたきっかけや小説家として大切にしていることなどをうかがっています。

吉田伸子さんによる書評や書店員さんのコメント、冒頭の試し読みも掲載しています。また、アルパカ内田さんによる「アルパカ通信」でも今作を取り上げていますので是非ご覧ください。

 

★下村敦史さん読み切り小説「見て見ぬふり」

社会派ミステリからノンストップエンタメまで幅広いジャンルを描いている下村敦史さんの読み切り小説「見て見ぬふり」を掲載しています。高校生の松木冬樹は、クラスで行われている幼稚ないじめを見逃すことができず、担任に報告。すると放課後、「チクっただろ」といじめっ子に囲まれてしまい……。誰もが経験したことのある“見て見ぬふり”が、どんな結果につながるのでしょうか。

 

★エッセイ、対談、コミックなども！

堀本裕樹さん「海辺の俳人」では、娘の琴世ちゃんと妻・Mさんの似ているところを描いています。幼い子どもでも、恐怖心は持っているのですね。

鈴木絢音さん「言葉の海をさまよう」、三省堂の辞書編集者・奥川さんとの対談は後編です。昨年12月に刊行された『三省堂国語辞典 第八版』の改訂のことを詳しくうかがいました。

今日マチ子さん「夜の大人、朝の子ども」では、別れた夫が連れて行った我が子の運動会に参加する主人公が描かれます。前に進もうとする主人公の晴れ晴れとした表情が印象的です。

 

他にも盛りだくさんでお届けします。ぜひお手に取っていただけると嬉しいです。

★読者プレゼント

小説幻冬3月号を3名様にプレゼントします。

瀧井朝世さん「書くこと読むこと」では、新刊『少女を埋める』を書かれた桜庭一樹さんにインタビュー。初めての自伝的小説が生まれた背景をうかがいました。

※3月25日(金)23:59締め切り

※よろしければメッセージ欄で下記のアンケートにお答えください（任意）

1.好きな作家を教えてください

2.これまでに「小説幻冬」を読んだことがありますか？

3.（上の質問で「ある」と答えた方）今までに読んだ「小説幻冬」掲載作品の中で面白いと思った作品（読切含む）を教えてください（複数回答可）

4.1ヶ月に何冊本を読みますか？

5.読みたい小説のジャンルはありますか？

6.「この作家の連載が読みたい！」という人がいたら教えてください