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知的菜産の技術

2025.02.11 公開 ポスト

#6

苗を間引いたり移植したりしながら、劣化した日本のサイエンスの人材育成について考えた仲野徹(生命科学者)

 間引きとは何ぞや?

仲野家菜園、初めての収穫。むちゃくちゃ美味

「知的菜産の技術」の総論(というほどたいしたことないけど)も第6回になり、いよいよ芽生えから間引きのお話になります。菜園を始めて、いちばんいろいろ考えさせられたのはこの段階である、と言っても過言ではございませぬ。

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知的菜産の技術

大阪大学医学部を定年退官して隠居の道に入った仲野教授が、毎日、ワクワク興奮しています。秘密は家庭菜園。いったい家庭菜園の何がそんなに? 家庭菜園をやっている人、始めたい人、家庭菜園どうでもいい人、定年後の生き方を考えている人に贈る、おもろくて役に立つエッセイです。

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仲野徹 生命科学者

1957年大阪・千林生まれ。大阪大学医学部医学科卒業後、内科医から研究の道へ。ドイツ留学、京都大学医学部講師、大阪大学微生物病研究所教授を経て、2004年から大阪大学大学院医学系研究科病理学の教授。2022年に退官し、隠居の道へ。2012年日本医師会医学賞を受賞。著書に、『エピジェネティクス』(岩波新書)、『こわいもの知らずの病理学講義』(晶文社)、『考える、書く、伝える 生きぬくための科学的思考法』(講談社+α新書)、『仲野教授の仲野教授の この座右の銘が効きまっせ!』(ミシマ社)、医学問答 西洋と東洋から考えるからだと病気と健康のこと(若林理砂氏との共著 左右社)など多数。

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