
社会・教養
2025.03.09 公開 ポスト
私がサラリーマンに向いている理由はいくつもあるけれど、「一人でなんとかしよう」なんてサラサラ思っていないことが一番だろう。
ジェネラリストよりスペシャリストを育成していこう、評価していこうという方向に社会も企業も動いている。ジェネラリスト育成工場のような私の勤務先でも、「スペシャリストとしてスキルを身に着けて、自分のマーケット価値を高めたい」と熱く語る若者は多い。
でも私は昔から、自分が何かのスペシャリストになることには興味がなかった。それよりも、幅広く色んな知識を身に着けて、経験して、「だいたいのことは平均点レベルでなんでもできる」人になる方が、楽しいことが待っているような気がしていたのだ。
それは多分、私が何かに特別秀でた人間ではないからだろう。天性の才能はもちろん、後天的に才能を身に着けるために必要な集中力も、執着も、一本の刀を磨き続ける根性も無い。
筋金入りのコンサバ会社員が、本を片手に予測不可能な時代をサバイブ。
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