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「小説幻冬」編集部より

2018.05.18 公開 ポスト

【編集部日記】松井玲奈さんのブログで、『うっかり鉄道』(能町みね子著)が!

5月14日(月)
先週くらいから原稿と本を読みまくる期間に突入。朝から「小説幻冬」の原稿を読み、書き下ろし原稿を読み、資料用の本を読む。その合間に、遅ればせながらNetflixで「デビルマン」を観る。

週末、映画「パティ・ケイク$」を鑑賞。ラストのライブシーンがめちゃくちゃ感動的。「アイ、トーニャ」の主人公・トーニャ・ハーディングと、この映画の主人公キラーPの生活環境は似ている部分があるけど、トーニャは孤独だった。そしてキラーPには仲間がいた。その対比に思いを馳せる。


5月15日(火)
会議のあと、延々と原稿を読み続け、夜、渋谷で会食。


5月16日(水)
2006年に作った『調理場という戦場』(斉須政雄著)が重版かかる。これを作ったとき、僕はアルバイトだった。社会の理不尽にいちいち腹を立て、そして傷ついていた時期だった。そんな僕に、この本は「そのまま突っ走れ」と言ってくれたように思う。著者の斉須さんは今でも僕のお師匠さんみたいな人です。10数年の時を経て、文芸誌を作ったりしている今があるけど、この本がいまだに重版かかることが嬉しい。何かに挑戦している人に読んでほしい一冊。職業の違いを超えて心に刺さる一冊だと思う。ちなみに、この本の構成を担当してくださった木村俊介さんの著書『インタビュー』も名著です。自分の仕事と誠実に向き合っている人には刺さる言葉のオンパレードだと思う。めちゃくちゃおすすめ。

そして、『うっかり鉄道』(能町みね子著)も重版かかる。松井玲奈さんが5月14日のブログで取り上げてくれたりもして、これまた嬉しい。もっと電車に乗りたい。

夕方、月村了衛さんの『機龍警察 狼眼殺手』が候補にノミネートされた山本周五郎賞の待ち会に参加する。


5月17日(木)
早朝に目が覚めたので、何気なく海外ドラマの「WEST WORLD」を観始めたら止まらなくなる。面白い。

5月27日売りの「小説幻冬」が全ての作業を終える。見本は来週。楽しみ。

夜、表参道で会食。「小説幻冬」に連載していただいた作品で、とても面白いので、単行本でもお手伝いさせていただくことに。


5月18日(金)

高田馬場で通りかかったゲーセンにて。コントローラーの形が懐かしい!

小平で打ち合わせ。初めて降りる駅だったので、興味津々。その後、渋谷で打ち合わせ。

帰社して、幻冬舎plusの編集長竹村と、コグマ部長の日記(「コグマ部長の営業日誌、これも仕事ですから」)の面白さについて語る。瞠目せざるを得ない面白さで、なんかムカつく……。「幻冬舎plusの日記界に現れた大谷翔平」と位置付けることにして、粛々と続けていこうとの結論に達する。それにしても、ホントおもしれーな、コグマ部長。
 

「小説幻冬」有馬大樹

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