人生を全うするためにヒーラーができること長澤実香／yuji

現在2000人待ちで新規予約のとれない、若きカリスマヒーラーyujiさん。彼の実測でいうと、本来の宿命から外れて、人生の選択ミスをしている人の割合は、なんと99.2％！ また、星座によって、宿命の見つけ方や自分らしい道の切り拓き方が異なるそうです。『本当の人生を引き寄せるスピトレ　魚座　yujiの宇宙会議』（税抜・450円）』では、魚座にスポットを当て、魚座の特徴や運命を踏まえながら、自分らしい道の切り拓き方や生き方のヒントを紹介しています。今回はその中から、一部をお届けします。

神さまはなぜドSなのか

質問10　ヒーラーとしての才能に気づいたきっかけやお呼びがかかった出来事について伺いたいです。ヒーラーとしてのご自身の役割はどんなところにあるとお考えですか？

yuji　肩書きについてはどうでもいいと思っているんです。正直、適当な肩書きがないのでヒーラーとしているだけで、目に見えないものを扱うということを表現できていればいいかなと思ってます。

　才能に気がついたきっかけは、ものすごく小さい頃に手から何かが出ているというか、温かいものを感じた時です。ばらしてしまいますが、この現象、実香さんもあったんですよね。小さい頃から元気玉を作っていたという。

長澤　皆さん、元気玉ってわかりますか？　誰に教わったわけでもないのですが、寝る前二段ベッドに寝転がりながら、暗闇の中で何となく手をポンポンと合わせると、手と手の間に反発を感じるんです。それを続けていくと、どんどん大きくなっていって「大変！　大きくなってる！」と思いながら、眠りにつくという小さい頃の記憶があって。その話をyujiさんにしたら、「それは元気玉ですよ」と言われました。これは、エネルギーが手と手の間に溜まっているということなんですか？

yuji　溜まっているというか、大きくて練っている感じですね。

長澤　知り合いのプレスの方にこの話をしたら、「この間テレビでインド人がやっていたよ。元気玉がどんどん大きくなって、最後は重そうに持っていた」と言われました（笑）。

yuji　重くはないですけどね。

長澤　私も重かった記憶はなかったので、本当かな？と思いました。

yuji　僕の場合は、手の温かさで気がつきました。最初は体温が高いのかなと思ったのですが、体温ならいろんな部分で温かさを感じるはずですよね。手を10センチぐらい離した距離でもビリビリ感じることがあったのですが、最初は放置していたんです。江原（啓之）さんが「小さい頃からいろんなものが見えていたけれど、周りもみんな見えると思っていて、大人になるにつれ、ほかの人は見えていないんだなとわかりました」とおっしゃっていたのですが、それと同じです。僕のこれ（ヒーリング能力）も特異体質みたいで、第六感、第七感のような癒しのパワーがあると気づいたのは、もっと後のことですね。

　お呼びが厳格に来たのは、実は近年の話で、２０１３年にモンサンミッシェルに行った時なんです。モンサンミッシェルで高熱が出てホテルで寝込んでしまって、起きたら夜になっていました。橋のほうへ歩きながらモンサンミッシェルを見たらＵＦＯのような高速で移動する物体が見えるわけです。その時は何だろうなと思ったくらいだったのですが、その夜寝ている時に、「渋谷の片隅でヒーラー稼業をやるために能力があるわけではないですよ。表に出たり、メッセージを伝えたりしなさい。そうじゃないとまた高熱出しますよ」とキツく脅されました。ヒーラーの仕事は当時からやっていましたが、この高熱を出した出来事が、ブログを始めたり、ＳＮＳで発信したり、連載をスタートしたりするきっかけになりましたね。

　その前までは、とあるお坊さんから「その力はどこかのタイミングで大きくなると思うから、その時にしっかりやればいい」と言われていました。その当時、僕はデザインの仕事をしていたので、その仕事を続けていれば今頃デザイン事務所でも開いていたと思うのですが、そうは問屋が、というか、神さまがおろしてくれず、今の形に流れ着きましたね。要所要所でサインや人に出会って軌道修正をかけてもらったことで、今があるんだと思います。占星術についても、手法やメソッドとして独学でやりましたが、元からスピリチュアルオタクや占星術オタクだったわけではなく、後付けな感じですね。

「ご自身の役割はどういったところにあるとお考えですか」という質問ですが、これ、興味深い質問だと思っています。こういう能力を持っている人は結構いると思うのですが、なかなか世の中に認知されにくいですよね。

　過去に江原さんが出演された番組「オーラの泉」のおかげで、オーラという言葉や霊的なものに対して、「おどろおどろしい」以外の捉え方がされ始めたことは、すごい功績だと思っています。僕も、僕が前に出ることによって、こういう生き方もあるんだよという一つのベンチマークとして認識されたら、能力を持っている皆さんが前に出やすくなるのかなと思います。「いかがわしい仕事」の第一人者みたいな（笑）存在としてありかなと思っています。

長澤　yujiさんは占いとは違いますよね。私は占いで過去の何かを言い当てられるのは意外とどうでもよくて、自分が生きやすい人生を送るためにどういう生き方をするべきかに興味があるんです。現在やっていることやこれからどういう風に生きていくかについて、自分が腑に落ちるメッセージをyujiさんにもらえたから、とても信用しているんだと思います。決して優しいことだけではなくて、きつい話もあるんですけど。

yuji　神さまはドＳですからね（笑）。

長澤　ふと自分が死に近づいて、上とちょっと近くなった時に「あ、これできちっと自分の人生を生きられたな」と思えるか、「あー、やっちまったな」と思うかは、すごく大きな違いだと思っていた時に、yujiさんに出会えたんです。私がこういう風に生きたいと思っていたことに対して、「これはそうでしょう」「これは違うでしょう」とはっきりメッセージをくださるので、そういう意味ではとても信用してます。

yuji　ありがとうございます。「あなたの恋愛運はこうですよ」「仕事はこうだよ」「財運はいいですよ」と言うのは意外と簡単で、どうしたらその人が喜ぶか、極端に言うと心を掴めるかというのは、僕の能力を使えばそこまで難しいことではないんです。

　でも、僕がやっていることは、その人の魂が持っている大義みたいなものや人生のミッション、スペック表がどんなものをお持ちかを伝えること。例えば、あなたの人生はなぜ授かったのか、その大義を成すためにどんな武器を持っていて、どういう適性があって、どういうフィールドが合ってるかをお伝えすることです。あとは、各自で「自分クエスト」をするのですが、この時期は少し気をつけたほうがいいとか、この時期は何かあるかもということを、ちょこっとカンニングしてお伝えしたりもしてます。その人が大義を全うできるためのサポートをしているつもりですので、時に厳しいニュアンスにもなったり、レールから外れてますよという話になったりもします。でもレールに戻ったら糸が一本ピシッと通ります。そうなると「おめでとうございます。あとはこうなって、こうなりますよ」と言うだけなので、人生を楽しく謳歌できるはずなんです。そういう人が少しでも増えたらいいなと思いますね。

　セッションでもよくお伝えするのですが、大根をペットショップで売るからしんどいんです。大根は八百屋かスーパーで売ったら、みんな勝手に買ってくれますよね。でも、相談に来る人は、たとえると大根がペットショップやカラオケにある状態なんです。それはしんどいですよね。

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