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笑えて、泣けて、するする頭に入る!超現代語訳 幕末物語

2018.07.24 公開 ポスト

幕末エピソード0

幕末はややこしい。でも、理解できると超ハマる!この快感を、教えてあ・げ・る!房野史典

処女作の『笑って泣いてドラマチックに学ぶ 超現代語訳 戦国時代』が、「面白すぎる」「わかりやすすぎる」「なんじゃこりゃー」と、東大生からも、歴史の先生からも驚愕&絶賛された房野史典さんが、今度は「幕末」を料理しちゃいました!
イマドキの言葉で書かれた房野さんの文章は、「マンガのようにするする読んでいるだけで、戦国時代の複雑な人間関係や、ころころ変わる勢力図が、どんどん頭に入ってくる!」と評判だったわけですが……。
みなさんご存知かどうかわかりませんが、戦国時代以上にややこしいのが、幕末なんです!
しかし、房野さんにかかれば…………

はい!面白い!

一気に読めちゃう幕末物語、8月24日に『笑えて、泣けて、するする頭に入る 超現代語訳 幕末物語』というタイトルで発売されます。
このたび新刊発売にあわせて、入稿した原稿を、一から全文公開します!!

初回は“時代の基礎知識”から。
「これだけ知っておけば、もう、つかんだも同然!」の回です。さあどうぞ!

敷かれたレールの上を歩いてたら、ブッ壊れ始めたんです

 では、“幕末エピソード0”です。
 ここでは、
「聞いたことあるような、ないような……で、これ何?」
 って事柄を、説明していきますね。
 今からお話しすることを知っとかないと、幕末というゲーム、一面もクリアできません(たぶん)。
 まず最初は、
「江戸時代とか徳川幕府とかって、マジ何のこと?」
 です。
 話は、今から500年以上前までさかのぼります(さかのぼらせてね)。
 日本全国に"戦国大名"と呼ばれる武士が現れて、「日本国内ずっと争いが続いてる」ジョータイの、"戦国"という時代がありました。
 で、そんな時代にピリオドを打ち、「これに勝った方が、天下治めるんじゃね?」の戦いが行われたんです。それが
 関ヶ原の戦い
 って呼ばれてるやつ。
 これでバトったのが、
 徳川家康さん率いる《東軍》
 と
 石田三成さん率いる《西軍》
 です。
 その結果は、
 勝者=家康さん率いる《東軍》
 でした(この辺は、『超現代語訳 戦国時代』をお読みください。宣伝です)。
 そこから、戦いに勝った家康さん、「土地を分けるよー」の作業を行うんですね。

家康「はい西軍のみんな並んでー。君たちは戦いに負けたから、土地をケズります。もしくは全部ボッシュー」
西軍のみんな「え~~~! マジかよーー!」
家康「はい今度は東軍のみんな。みんなは頑張ってくれたから、土地を増やしてあげます」
東軍のみんな「イッエーーーーイ!」

 ま、こんな感じ(カンタンに言うとですよ)。
 そして、関ヶ原の戦いから3年後、家康さんはドラマなんかでもよく聞く、やたらエラいやつ
 征夷大将軍(武士のトップだよ)
 に任命されます。
 で、"江戸"ってところに、
 幕府(今でいう政府だねー)
 を開く。
 これで《徳川幕府》完成。
 《江戸時代》のスタートです。

 ただ、《幕府》がわかっても、これ知らなきゃ、幕末が前頭葉を上すべりしていくので、覚えといてほしいのが
 (はん)
 ってやつです。
 こちら、今でいう"都道府県"みたいなもん。
 支配するエリアと、そこの組織のことを、"藩"って言ってたんです(長州藩とか薩摩藩とか言うアレ。当時、公式には"藩"って使ってなかったらしーけど)。
 なので、藩と幕府を現代に置き換えると、

 →地方自治体
 幕府→行政はもちろん、法律も作るし、裁判もやる、とにかく権力がここに一点集中の、スーパー内閣

 という感じになります(あくまでたとえね)。
 藩と幕府の関係性は、「全国にそこそこ強ぇーやつらがいて(藩)、それをまとめてるイッ……チバン強ぇーやつ(幕府)がいた」でほぼあってます。ちなみに、このシステム《幕藩体制》っていうよー。
 んで、声を大にして言いたいのはここから!
 さきほど藩は、「都道府県みたいなもん」とほざきましたが、あくまで"みたいなもん"です。
 現代の都道府県と違って、そこには"種類"があり、"差"がありました。
 その種類は、"徳川家康基準"で作られており、家康の……
 一族んとこ!→ 親藩(しんぱん)
 家来んとこ! →譜代(ふ だい)
 ごく最近家来になったとこ! →外様(とざま)
 ってカテゴリー分けがされています。

 【カテゴリー1:親藩】
 こちらは、徳川家康のお子さんや一族が藩主(=殿ね!)の藩です。
 中でも、家康の子供が初代をつとめた
 徳川御三家
 ってところは、特別扱いスペシャル親藩(尾張藩、紀州藩、水戸藩だよ)。
 なんでスペシャルかって、「おい! 今の将軍に子供いねーぞ!」って緊急事態のときは、この御三家から養子が届いて、将軍になっちゃうからです(デリバリーされてたわけじゃないよ)。
 さらに、江戸時代の途中に、「おい! 養子出すとこ、増やしといた方がいいんじゃねーか!」って理由で、御三家みたいな"家"が3つ増えます。
「聞いたことねーよ」って言われるの覚悟で書きますが、
 御三卿(ごさんきょう)
 というやつ(田安家、一橋家、清水家だよ)。
 あまり知られてない御三卿かもしれませんが、この中の一つが、実は幕末に深く関わるお家なんです……。
 どーれだ。

 【カテゴリー2:譜代】
 譜代は、家康さんのお家にむかーしから仕えてきた家来が、藩主(=殿だよ!)になった藩です。

 【カテゴリー3:外様】
 一方、関ヶ原の戦い前後に、家康さんに従ったとこを《外様》って言います。
 現代でも「よそ者」みたいな意味で、"外様"って使われますが、まさにそれ。
 おんなじ外様でも、
 関ヶ原の戦いの前や最中に「やっぱ家康さんスゴいや! 家来にして!」ってとこと、
 関ヶ原の戦いに負けて「負けたんで……仕方なく従いまーす……」ってとこは、多少違いがあるんですけどね。

 
さて。幕府の政治をやっていのは、将軍と、この中の藩のお殿様なんですが、さて、どの藩でしょうか?
 それは……譜代なんですよ。
 なんか親藩の方が偉いっぽいから、幕府のことやってそうなイメージですけど、実は譜代なんです。
 譜代は
 老中(今で言う〇〇大臣)
 や、
 若年寄(老中の次に偉い)
 というポジションになれる資格がありました。
 かたや、親藩と外様の藩主は、幕府の政治にいーっさい関わらない。てか関われない。
 これ、なーんでか?
 それはね、徳川家が、
 〈地方大名の頃からのやり方を、天下取ったあとも続けてた〉
 から。
 戦国時代、徳川の家の政治や経営をやってたのは、当然、家康とその家来ですよね?
 徳川さんてば、全国統一したあと、そのやり方をそのまま大きくしちゃいます。
 だから、幕府の政治をやるのは、徳川家のトップ(将軍)&家来(譜代)になった、というわけです。
 これ、現代で考えても「あ、まーね」となります。
 どこぞの社長を想像してみてください(社長の方はご自分を当てはめて)。
 会社を動かすのは、社長(将軍)と社員(譜代)。
 社長の子供たちや親戚の人(親藩)は、当然その会社の経営とは無関係ですよね(一族経営やコネ入社は別ね)。
 ましてや、最近知り合った外部(外様)の人になんか、経営を任せるわけありません。
 これとまったく同じ原理です。
 幕府の政治をする権利を、親藩、外様に、一切与えない。口出し無用。
 このルールを守り続け、200年以上むっちゃくちゃ強い権力を保っていたのが、徳川幕府という機関……声を大にしたんで、是非覚えといてください(文章なんでカロリー使ってませんが)。
 以上、『幕府と藩。切っても切り離せない互いの慕情』でした。

 さて、ここまでは全部"武士"のお話。
 幕末には、そうじゃない人たちも大いに絡んできます。
 お次は、
「《朝廷(ちょうてい)》って………………なに?」
 です。
 朝廷ってのは、天皇をトップとした、公家(く げ )(貴族さん)たちがいる政府のこと。
 ん? 幕府も政府で、朝廷も政府?
 政府が2つあったの?
 あったんです。

おじいちゃん(誰かの)「遠い昔、政治は朝廷が行ってた。でもね、日本の歴史に武士が登場すると、政治をする権限が、武士のほうに流れていっちゃったんだ。ショギョームジョーだね」
孫(どこかの6さい)「じゃ、朝廷ってなくなったの?」
おじいちゃん「いいや。朝廷はちゃーんと残ってたよ。役職や地位……これを官位っていうんだけどね、官位を授けるのは、朝廷であり、天皇だったんだよ。それは、戦国でも幕末でもずっとそう」
孫「そうなんだー。今でも、内閣総理大臣は、民主主義的に選ばれるけど、任命するのは天皇だもんね。そんな感じ?」
おじいちゃん「そ……すごいね……確かにそんな感じだよ。幕末でも、朝廷は政治をやってなくて、幕府に任せてたんだ。言い方悪いけど、当時の朝廷は、『勢いはなくなったけど、ずっと残ってる老舗ブランド』、そんな感じだね」
孫「では……」
おじいちゃん「では!?」
孫「では、本来でいえば、『将軍も、幕府という政府機関も、全国の武士全員も、みんな朝廷に仕える身で、天皇の家来』ということですね」
おじいちゃん「……もう気持ちわりぃよ……大正解だよ……。本来はそうなんだけど、政治をしてたのは幕府で、権力を振りかざすのも幕府だったんだ。学校の部活とかでも、『定年間近、かつスポーツの知識ゼロの美術の先生が、バスケ部の顧問』みたいなことあるでしょ? 形上、先生はバスケ部の監督だけど、ホントにその部を仕切ってるのはキャプテンなんです、的な。練習メニュー考えるのも、試合中の指示も、そのキャプテンが全部やる。 まあ、それと似てるかもね」
孫「んー……部活よくわかんない……」
おじいちゃん「そこは6歳かい!」
孫「あ! スラムダンクの藤真ってこと?」
おじいちゃん「おじいちゃん、それ知らねーや」

 というのが、朝廷と幕府の関係性でした(わからなかった方、ここですよ、ネットの出番は)。
 続いては、"単語"。
 とんっ……でもねー頻度で登場するから、こいつらだけは、もー先に解説します。

 
【尊王(そんのう)】
 天皇を敬うという考え。これ本編でメッチャ出てきます。

【攘夷(じょうい)】
 “夷”っていうのは、"夷狄(い てき)"っつって、外国人のことです。外国人を攘(はら)う。つまり、「外国人を追っ払え!」ってことですね。「外国人を襲撃しろ!」も攘夷だし、「結んだ条約を解消しろ!」も攘夷です。いろんなパターンの攘夷がありますが、とにかく「外国や外国人を入れないし、入ったら追い出す!」って考えを攘夷と言います。これも本編でメッチャ出てきます。

【尊王攘夷】
 尊王と攘夷の合体技。「王(天皇)を尊び、外国の人を追い払え!」って意味。まんまです。何を隠そう、本編でこれが一番出てきます。この考えを持った人を《尊皇攘夷派》とか、略して《尊攘派》なんて呼んだりするんで、要チェックです。
 

 幕末ってのは、やたら
「攘夷だ! 攘夷!」
 って言葉が飛び交い、
「もう幕府なんかに政治を任せてらんねー!」
 という展開になっていきます。
 ネタバレちっくですが、そもそも歴史って全部ネタバレしてるもんなんで。ええ。
 ちなみに、《鎖国》《倒幕》といった重要ワードは、エピソード1以降でご説明したいと思いますので、乞うご期待。

 それでは最後に、幕末を色濃く彩った"藩"のバックボーンをご紹介して、エピソード0に終止符を打たせていただきます。

 
【薩摩藩】
 現在の鹿児島県あたりや、沖縄県(琉球王国)も支配下に置いた藩です。
 藩主の「島津」さんてのは、戦国時代に、九州統一目前まで迫ったちょーやり手。関ヶ原では西軍についちゃったんで、負けた側です。なので、家康さんから土地を減らされることに……なってません。
 これが、なってないんです。
 ハイレベルな交渉を繰り返し、家康さんに、
「もう……じゃいいよ! 島津くんとこの土地はそのまま!」
 と言わせちゃいました。
 西軍の大名がバシバシ土地を減らされる中、唯一自分たちの領地を守りきったミラクル集団……。
 そのおかげで、薩摩は全国の中で、No.2の石高を持つ藩になります(とにかく"でっけー藩"て覚えれば大丈夫です。ちなみにNo.1は加賀(か が)藩ですよ)。
 それが幕末まで続き、特に力を持つ藩となった……。
 これが、薩摩藩です。

 
【長州藩】
 現在の山口県を治めたのが長州藩です。
 戦国時代、安芸(広島県)に毛利元就(もうり もとなり)というカリスマが登場して、中国地方ほぼ全域を治めちゃいます。
 その孫の輝元ちゃん、関ヶ原では西軍の総大将をやっちゃったから、

家康「はい、減らすー」

 フツーに土地減らされます(もしかしたら減らされないかも? って瞬間はあったんですけどね。やっぱダメー)。
 しかも、グヮバッ! と減らされて、元の領地の約4分の1になってしまいました。
 そのことがあってか、外様の藩として江戸時代を過ごす長州藩には、「これよっぽど恨んでるよ……」ってエピソードが。
 毎年の年始の挨拶になると必ず交わされるのが……。

家臣「殿、今年はいかがいたします?」
殿「いや、まだじゃ」

 これはつまり、

家臣「殿、今年は徳川を討ちますか?」
殿「いや、まだその時期ではない」

 という意味。
 何代にも渡って、なんと200年以上このやり取りをやってたわけで、もう褒めてあげなきゃのレベル。
 でも、この話はウソかもなんですって。
「長州藩、こんな気持ちだったんだよー」って表すために、誰かが作ったのかな?


【土佐藩】
 現在の高知県を治めたのが土佐藩です。
 もともと土佐を治めていたのは、長宗我部さんて大名。
 しかし、こちらも関ヶ原の戦いで西軍についたため、土地を減らされ……るどころじゃなく、なんとボッシューされちゃいます。
 そう、土佐から長宗我部さんいなくなるんです。
 で、その土佐を、家康からもらったのが、山内さんて大名。
 山内さんは徳川家に恩がありますから、「代々、幕府LOVE」ですっていうのを覚えておいてもらうと助かります。
 そして、土佐藩といえば、日本史の中でも1位、2位を争う、人気の"あの人物"を生んだ場所……。
 それは本編が始まってからのお楽しみです(ま、バレてるでしょうが)!

 
【会津藩】
 現在の福島県あたりを治めたのが会津藩です。
 2代将軍徳川秀忠には、静という女性にこっそり産ませた男の子がいました。

秀忠「おい、言うなよ! 別に、江(ごう:秀忠ワイフ)が怖いってわけじゃないぞ。とにかくお前らだけで止めとけ! 最悪、他のヤツにバレたとしても、江が怖いってわけじゃないけど、江にだけは知られるなよ!」
家臣「……別に誰にも言わないすけど……素直に怖いって言えよ」

 江が怖かったどうかは定かじゃありませんが、この男の子のことは、数名しか知らない事実。
 しかし、秀忠の息子である3代将軍徳川家光はあるとき、

家光「え? オレに腹違いの弟いるの? ……親父ぃ~」

 知っちゃいます。
 その後、異母弟
 保科正之(ほしなまさゆき)
 に会った家光は、

家光「すっごいいい感じの異母弟じゃん。気に入ったよ異母弟! じゃ異母弟は会津藩の藩主!」

 お気に入りすぎて、会津藩の藩主にバッテキしちゃいます。
 家光は、亡くなる直前でも正之に「異母弟……宗家(本家だよ)を頼む」と伝えるほど、弟を信頼していたのでした。
 自分を取り立ててくれ、頼ってくれた家光に深く感謝した正之は
『会津家訓十五箇条』
 というものを作ります。
 その第一条には、
『徳川の将軍に、一生懸命尽くすべきで、それは、他の藩と同じ程度で満足するようなものじゃダメだよ! もし、将軍家にそむいたり、裏切ろうとする藩主がいたら、そんなヤツは私の子孫じゃない! みんな、そんなヤツに従ってはダメだからね!』
 って感じのことが書かれてました。
 何があっても徳川幕府に忠誠を誓う――。
 この家訓を代々ちゃーんと守り続けていったのが会津藩なんですが、幕末では、これが思わぬ障害になっちゃうのでした……。

 というわけで、主要な藩の性格を、むちゃ簡単にご紹介したところで、エピソード0終了。
 そして次章から、本当のエピソードが動き出します……。
 幕末は、江戸時代の末期、幕府の末期です。
 どんなに揺るがないものでも、時を重ねれば、ほころびが生じてきます。
 200年以上という長い時間を経過した幕府にも、あちらこちらにほつれが出ていたのです。

 そこへ、ダメ押しとなる存在が登場。
 "彼"が、大きな船を4艦従えてやってくるところから、それはスタートします……。

 

*****

ということで、房野流・超現代語訳 幕末物語のはじまりはじまりです!
以後、どんどんアップしていきますので、お楽しみに!!

関連書籍

房野史典『笑って泣いてドラマチックに学ぶ 超現代語訳 戦国時代』

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房野史典『笑えて、泣けて、するする頭に入る 超現代語訳 幕末物語』

猛烈なスピードで変化し、混乱を極めた幕末。吉田松陰は、プリズンライフをエンジョイして牢獄を学校にしちゃうし、勝海舟は幕府を「オワコン! 」って言っちゃうし、坂本龍馬が新時代の構想をパーフェクトに語った噂は嘘かもしれないし。超フクザツで、その分ドラマチックな時代を、「圧倒的に面白い」「わかりやすい」と評判の超現代語訳で一気読み。

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笑えて、泣けて、するする頭に入る!超現代語訳 幕末物語

歴史大好き芸人・ブロードキャスト!!の房野史典さんの初めての本『笑って泣いてドラマチックに学ぶ 超現代語訳 戦国時代』は、面白すぎてヤバイ!ととても話題になりました。発売になると、有名な歴史の先生方も「こんなに面白く読ませるなんて!」と大絶賛でした。
その房野さんが、今回「幕末」を面白く書いた!
幕末は、戦国時代以上に、日本中で”怒涛の人間ドラマ”だらけ。その分、ややこしくもあるのですが、房野さんに任せれば、とても楽しい面白読み物に!

バックナンバー

房野史典

1980年、岡山県生まれ。名古屋学院大学卒業。お笑いコンビ「ブロードキャスト!!」のツッコミ担当。無類の戦国武将好きで、歴史好き芸人ユニット「ロクモンジャー」を結成し、歴史活動にも意欲的。子どもたちに歴史の面白さを教える授業も好評。初の著書『笑って泣いてドラマチックに学ぶ 超現代語訳 戦国時代』でブレイク。その他の著書に、『笑えて、泣けて、するする頭に入る 超現代語訳 幕末物語』『時空を超えて面白い! 戦国武将の超絶カッコいい話』など。

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