『世界一受けたい授業』でもおなじみの河合敦先生。
「あの!わかりやすい!歴史の話を面白く教えてくれる先生♪」ですよね!
高校で27年間、日本史を教えていたという河合先生は、房野さんの一作目『超現代語訳 戦国時代』の本のときからとっても褒めてくださってるのです。
そのときの対談はこちら。
「読んだときにヤラレターと思った!!」とおっしゃる姿は、とってもチャーミングでした。
その河合先生が、新刊『超現代語訳 幕末物語』も読んでくださって、またまた大絶賛!
河合先生からいただいた感動のお便りをこちらでご紹介いたします。
高校教師時代に教えるのが苦痛だった複雑な幕末を、幼児もわかるレベルに書き上げた! 正直、驚きの一言です!
幕末は、とにかく大勢の人びとが出てきて、攘夷、尊王、開国、佐幕、倒幕など思想的に揺れ動きながら、さまざまな事件が繰り広げられていきます。だから私が高校教師のときには、歴史が苦手な子に幕末史を理解させるのが大変でした。
それが漫談的な文章を読みながら笑いつつ理解できる本書は、現役教師たちの救いにもなると思いますし、この本を読んで多くの高校生や若者が幕末史をすんなり認識できるようになるのではないかと感じました。
しかも、ところどころに教科書レベルを遙かに超えた逸話が多く出てきますね。私の本を含めて、かなり多くの文献を紐解いたことがわかります。
それに、たとえ話がうまいですね。聖書を読んでいるような感じがしました。私も授業中によく歴史を現代の出来事にたとえていましたが、これがけっこう難しいもので、そういった意味では房野さんは、たとえ話の天才ですね。
高校教師時代に教えるのが苦痛でさえあった複雑な幕末を、幼児もわかるレベルに書き上げちゃったなんて、正直、驚きの一言です! このお笑い芸人、天才か?
――河合敦(歴史作家・多摩大学客員教授、もと高校の日本史教員)
* * *
て、て、て、天才!?
房野さんが「天才」いただきました~~(^0^)
『世界一受けたい授業』の人気の先生が、ここまで褒めてくださるのですから、「歴史苦手」という人でも、この本なら手にとりやすいですね。
そして、歴史の先生にも、たくさん読んでいただけたらいいなあと思います。
さて、房野さんは、今回の『超現代語訳 幕末物語』を執筆するにあたって、当然河合先生の著書もいっぱい読んで勉強しました。なんといっても、河合先生の本は、「読み物」としてとっても面白いですから!
河合先生の著書もぜひチェックしてみてくださいね。
河合敦先生の本
『逆転した日本史 ~聖徳太子、坂本龍馬、鎖国が教科書から消える』扶桑社新書
最近、教科書まわりがさわがしいですよね。
この本のサブタイトルにもあるように、教科書から、有名人たちの名前がなくなるって話も聞くようになりました。
歴史は過去のことなんだから、変わらないと思ってると大間違い!新たな史実が見つかったり、あらたな見解が生まれたりして、歴史は変化しつづけているのです。
若かりし頃に授業受けて、一応「勉強したかな」という気持ちになってる大人にこそ、刺激的な一冊です。知識はアップデートしなくちゃね!
帯に「本当は幕府を倒す必要はなかった!?」という刺激的なコピーが! そう、これは、教科書には書かれていないことが満載の本なのです。
実は教科書は、「正解」じゃありません。本当は、歴史上のすべてのことが、それを見る立場によって、人によって、思想によって、違う「像」を結ぶはずです。
いろんな視点を知って、立体的に理解できたら、歴史はもっと楽しくなるし、理解も深まるはずです。
そのほかにも、たくさん出されているので、ぜひぜひ河合先生の本もチェックしてみてください!
笑えて、泣けて、するする頭に入る!超現代語訳 幕末物語の記事をもっと読む
笑えて、泣けて、するする頭に入る!超現代語訳 幕末物語
歴史大好き芸人・ブロードキャスト!!の房野史典さんの初めての本『笑って泣いてドラマチックに学ぶ 超現代語訳 戦国時代』は、面白すぎてヤバイ!ととても話題になりました。発売になると、有名な歴史の先生方も「こんなに面白く読ませるなんて!」と大絶賛でした。
その房野さんが、今回「幕末」を面白く書いた!
幕末は、戦国時代以上に、日本中で”怒涛の人間ドラマ”だらけ。その分、ややこしくもあるのですが、房野さんに任せれば、とても楽しい面白読み物に!
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