今日からは幻冬舎plus編集部員が個人的に思い入れの深い記事をご紹介。最初の担当・柳生は宇宙や重力や生物好きな科学萌え男子。そんな私が興奮しまくり、ドーパミン出まくりの科学系記事を選びました(こないだの冬休み子ども科学電話相談も最高でしたね……)。
5位 歌う旅人・香川裕光さん「新幹線はタイムマシンだった!? 乗るだけで、ちょっと未来に行ってるらしい!」
いつもエモくて笑える旅エッセイを書かれている香川さん。そう思って読み進めていくといつの間にかアインシュタインの相対性理論の解説に。なんで?と思う間もなく教科書以上にわかりやすい&テンションの高い説明にぐいぐい引き込まれ、最後はきっちりオチが待っていて思わずニヤり。「バックトゥザフューチャー」大好き芸人の私はもちろん大興奮でした。
4位 小長谷正明さん「1429年、ジャンヌ・ダルクが見た神の姿は病によるもの!?」
歴史や神話上の人物を、そのエピソードを細かく辿りながら神経内科医の著者が“診断”していくこの連載。その中でもイチオシのジャンヌ・ダルクの回。絵画、音楽、オペラ、映画など古くからさまざまな作品(個人的にはリュックベッソン版の映画が好み!)で描かれている、“天啓”を受けて活躍した百年戦争の英雄ですが、その天啓が実は脳の病気だったのではないかという、歴史好きにもたまらない記事。
3位 泉美木蘭さん「“AIが暴走した”ってニュースは本当? その1」
最近あらゆる製品・サービスで聞くようになった“AI”。そのさなか話題になっていたこの“AIが暴走した”ニュースを知ったときは、「ターミネーター」の世界が現実に!ディストピア!!と興奮していたのですが、木蘭さんの記事を見て、えー、ウソなの?!どうなの?!!!と再興奮。
2位 後藤忠徳さん「深海の王者「ダイオウイカ」の体長は20メートル!」
“海には謎の生物てんこ盛り”という、最初の小見出しでもう鼻息が上がってしまいます。記事のメインはタイトルにもあるダイオウイカなんですが、読み進めていくとなんと次の小見出しが“ダイオウイカ vs クジラ!”巨大生物対決!あたかも「ゴジラvsモスラ」!!(そういえばゴジラも海から来たものだし、関係ないけどタコは宇宙生物なんじゃないかという説もあったな……)と何回読んでも妄想の世界にトリップできてしまうスルメ記事です(←上手い)。
1位 小谷太郎さん、三上丈晴さん「物理学の研究世界が多世界に分裂している!?」
NASAでの勤務経験もある最先端の宇宙物理学者・天文学者の小谷さんと40周年展も話題の月刊ムーの編集長、俺たちの三上さんが対談するという、それだけで鼻血出そうな企画。その中でも多世界解釈、波動関数、観測者など「シュタインズ・ゲート」オタクが大好物なキーワード満載の回。しかも社内でムー好きをアピールしていたら実際にこの対談の現場にもカメラマンとして呼んでもらったという個人的な思い入れも強い記事です。三上編集長から直接いただいたムーは家宝! 幻冬舎plusやっててよかった……。