雑誌や広告の撮影現場で大人気のケータリング“たまごはん”主宰・濱守球維さん。
食材や調味料の組み合わせは斬新だけど、口に入れるとどこか懐かしいお料理の数々は、多くのファンの気持ちを掴んで放しません。
そんな濱守さんの初めての書籍『おつまみ便利帖』では、タイトルの通りお酒に合わせたおつまみと、締め&リセットメニュー72品をまとめています。
そんな中から今日は、ほっと一息つきたい日に飲みたい、日本酒に合わせたお料理を2品ご紹介します。レシピの中に出てくるけれど手に入らない食材は、代替食材の欄を参考にアレンジしてみてください。
菜の花昆布締め
【材料(2人分)】
・菜の花…1束(100g)
・昆布(30㎝長さ)…1枚
・塩…小さじ½
【作り方】
〈1〉菜の花は軸のかたい部分を切り落とす。水につけてシャキッとしたら、ざるに上げる。沸騰した湯にとおし、冷水に放ち、水けをしっかりとしぼる。
〈2〉昆布は水にとおし、ポリ袋に入れてしばらく置いてもどす。もどした昆布の上に、昆布の幅に合わせた1をならべて塩をふる。昆布ごと、ぐるぐると巻き、ラップで包む。
〈3〉冷蔵庫に入れて4~6時間ほどで食べ頃に。
【代替食材】
菜の花→アスパラガス/白瓜/クレソン/たい(白身魚の刺身)
うど、筍と梅の焼売
【材料(6個分)】
・うど…5㎝
・筍…根元のかたい部分(アク抜きしたもの)…50g
・片栗粉…大さじ1
・鶏ももひき肉…200g
・塩…小さじ½
A
砂糖…小さじ⅓
しょうが汁…1片分
しょうゆ…大さじ½
・フリーズドライ梅、またはカリカリ梅(みじん切り)…小さじ1
・焼売の皮…6︎枚
【作り方】
〈1〉筍は皮をむき、粗みじん切りにする。うどは皮をむき、酢水(分量外)にさらしてアク抜きしたあとみじん切りし、水けをよくきり、片栗粉をからめる。
〈2〉ボウルにひき肉、水大さじ1(分量外)、塩半量を入れて手で軽く練る。Aと残りの塩を加えてさらに練り、1の筍、うどと梅を加えて菜箸でさっくりとまぜる。6等分して皮に包む。
〈3〉蒸気の上がったせいろ(または蒸し器)の底に葉野菜かペーパータオルをしき、2をならべ、ふたをして中強火で10分ほど蒸す。
【代替食材】
うどと筍→れんこん
おつまみ便利帖
雑誌や広告の撮影現場で大人気のケータリング“たまごはん”のレシピ本ができました。
渋谷のんべい横丁で7年間やとわれ女将をしていたというたまちゃんが、ビール、ワイン、日本酒、ウイスキーに合わせたつまみをご提案。お家でほっと一息つきたい夜、ぜひお試しください。