雑誌や広告の撮影現場で大人気のケータリング“たまごはん”主宰・濱守球維さん。
食材や調味料の組み合わせは斬新だけど、口に入れるとどこか懐かしいお料理の数々は、多くのファンの気持ちを掴んで放しません。
そんな濱守さんの初めての書籍『おつまみ便利帖』では、タイトルの通りお酒に合わせたおつまみと、締め&リセットメニュー72品をまとめています。
そんな中から今日は、お酒を飲んだ後の締めやリセットメニューにおすすめのお料理を2品ご紹介します。レシピの中に出てくるけれど手に入らない食材は、代替食材の欄を参考にアレンジしてみてください。
鶏と実山椒のおこわ
【材料(2人分)】
・もち米…2合
・鶏もも肉…1枚(300g)
・かつおと昆布だし…300㎖(P04参照)
A
実山椒…大さじ½
塩…小さじ1½
白しょうゆ…大さじ1½
しょうゆ…大さじ1
・米油(または菜種油)…小さじ1
【作り方】
〈1〉もち米は洗ってざるに上げ、15分以上おき、水けをきる。
〈2〉鶏肉は余分な脂肪や筋を除き、小さく切る。
〈3〉小鍋にだし、2を入れて火にかけ、Aを加えて沸騰したら火を止める。
〈4〉フライパンに米油を熱して1を入れ、3を少しずつ加えてまぜながら炒める。清潔なぬれぶきんをしき、炒めたもち米を広げる。蒸気の上がったせいろに入れ、ふたをして中強火で30分ほど蒸す。
【代替食材】
実山椒→梅干し
新ごぼうと梅干しのスープ
【材料(2人分)】
・昆布(10㎝角)…1枚
・梅干し…2個
・まぐろ節…10g
・新ごぼう…1本
A
塩…小さじ½
白しょうゆ…大さじ1
しょうゆ…小さじ1
・乾燥岩のり…適宜
【作り方】
〈1〉鍋に水1ℓ(分量外)、昆布、梅干しを入れて弱火にかける。沸騰直前に昆布と梅干し(取りおく)を取り出す。まぐろ節を加え、5分ほど煮出し、ペーパータオルをしいたざるでこして粗熱を取る。
〈2〉ごぼうは斜め薄切りにしてから千切りにし、水にさらして、水けをきる。
〈3〉鍋に1、取りおいた梅干し、2を入れて火にかける。沸騰したらAを加えて火を止める。粗熱を取り、冷蔵庫で冷やし、好みで岩のりを浮かべて食べる。
【代替食材】
梅干し→トマト
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おつまみ便利帖
雑誌や広告の撮影現場で大人気のケータリング“たまごはん”のレシピ本ができました。
渋谷のんべい横丁で7年間やとわれ女将をしていたというたまちゃんが、ビール、ワイン、日本酒、ウイスキーに合わせたつまみをご提案。お家でほっと一息つきたい夜、ぜひお試しください。