たちまち重版!好評発売中の『ていうか、男は「好きだよ」と嘘をつき、女は「嫌い」と嘘をつくんです。』(幻冬舎文庫)の著者で、人気ブロガーのDJあおいさんに、本書から特に反響が高かった名言について改めてお話を伺いました。
DJあおいさんの回答は、目からウロコで刺激的! ピリ辛アドバイスを、全3回でお届けいたします。
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男は狩人。「ヤレるかも」=「好き」ではない
──つまり女性は、恋愛において優位に立っていたいなら寝てはいけないと?
DJあおい(以下、あおい):そうです。もちろんお付き合いが始まって段階を踏んで自然な流れでそうなっていくのはよいと思いますし、そこで優位性を保つためだけにじらし続ける必要はないと思います。しかし、自分を好きかどうかわからない相手の気持ちを自分に向けるために寝るのは得策ではないですね。
キャバ嬢にとって、「太客にしたいならヤルな」というのは鉄則です。男性客は「もしかしたらヤレるかもしれない!」という期待を膨らませて足しげく通い、アフターで美味しいものを食べさせ、ブランドバッグを買ってくれるのです。それを「自分にこれだけ夢中なのだから大丈夫」と盛大に勘違いをしてヤッてしまったら最後、お店への足はすっかり遠のくに違いありません。お誘いはあるかもしれませんが、それは個人的なお誘いです。自分の女(にしたと思い込んでいる)に会うためにわざわざお金を出すのはもったいないからです。
一方で、ホストの場合、太客とは十中八九寝ていると思います。女性は寝たことで「自分の男」だと思うからこそ無理をしても支えようとするからです。
男と女の愛情の濃度は、セックスレスになってから分かる
──じらしすぎて嫌われるということはありませんか?
あおい:毎日たくさんの相談メールが来ますし今まで色んな男性がいましたが、ヤラせてくれないことで好きな女性を嫌いになった男性というのは見たことがありません。しかし、ヤッたものの相手のことがそれほど好きではなくてそれっきりになってしまったという男性は少なからずいます。男性は出すものを出さないと好きかどうかもわからないという本能的な生き物なんだと思います。それをわかっておく必要がありますよね。
──交際するようになって、相手から求められることがなくなってきたらどうしたらよいのでしょう?
あおい:男女なんて(セックス)レスからがスタートかもしれませんよ。寝たいという欲求がなくなってもまだ一緒にいたいと思えるってことですからね。自分は自分のテリトリーをもち、相手は相手のテリトリーをもち、必要なときに支え合い、応援し合えれば最高なのでは。どうしてもぬくもりがほしいならペットを飼いましょう! 寂しいときにいつでも抱き締めることができて心が満たされる。あぁ、私も飼いたくなってきました(笑)。
結論
・男に夢中になってほしいなら簡単に寝るな
・男女の本当の愛は、レスから始まる
(取材・文/鷲頭文子)