「平成を明治・大正・昭和を合わせ鏡に描き出す片山節が冴える」
――京都大学名誉教授・竹内洋(「新書大賞2019」講評)
「森輝万象を縦横無尽に論じ、語り倒す口調は痛快。『知の怪人』が占うポスト平成は、なんとも元気が出ないが、来たるべき時代への心構えになる」
――(読売新聞2019年1月13日夕刊)
平成を振り返る一冊として、新聞・雑誌などでもたびたび紹介された片山杜秀さん『平成精神史――天皇・災害・ナショナリズム』の出版記念講座が、開催されます。
博覧強記の思想家・片山さんによる、新元号の読み解きにも注目! ふるってのご参加をお待ちしております。
〈講座内容〉
昭和天皇崩御の年、すなわち平成元年は、奇しくも「ベルリンの壁」の崩壊と重なりました。以来、およそ30年。日本も世界も激しい変動を重ねました。そして、今上天皇自らの意思に基づく天皇代替わりと改元のときが、目前に迫っています。
いったい平成とは何だったのか。総括するにはまだ早すぎますが、本講座では、平成時代の日本を、天皇と災害とナショナリズムという三つの言葉を切り口に、解きほぐしてみたいと思います。(片山杜秀・記)
日時:4月6日(土)13:00~14:30
場所:朝日カルチャーセンター立川教室
受講料(税込):一般 3,672円 会員 3,024円
お申し込みは朝日カルチャーセンター立川教室のサイトからどうぞ。