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銀河で一番静かな革命

2019.04.22 公開 ポスト

GEZANマヒトのデビュー小説。ブックデザインは鈴木成一さん、写真は植本一子さんマヒトゥ・ザ・ピーポー

佳境に入った『銀河で一番静かな革命』の制作。昨日、カバー、帯、表紙、別丁トビラのデザインデータを印刷所に渡しました(「入稿」といいます)。

 

 

デザインは鈴木成一さん。マヒトさんの原稿を読んだ鈴木さんから、植本一子さんの写真の硬い光が合うのではないか、と提案がありました。
 


デザインデータは、まもなく本番と同じ紙に印刷され、確認用として(「色校」といいます)出てきます。

『銀河で一番静かな革命』は、四六判(本のサイズ。128ミリ×188ミリ)の上製本(硬い厚紙でくるまれたもの。ちなみにやわらかい厚紙の本は「並製」)。

カバー、帯、表紙(カバーをはずした状態の厚紙に貼りつけてある紙)、見返し(表紙の内側に貼りつけてある紙)、別丁トビラ(見返しの次にくる、本文用紙とは別の紙)、本文にどういった用紙を使うか、花切れ(本文の背の上と下に貼りつける小さい布)、しおりをどんな素材にするかも鈴木さんが指定します。今回だったら、たとえば、本文用紙はメヌエットフォルテホワイト、別丁トビラにOKブリザードを使う予定です。

本文は240ページなので、束幅(つかはば。厚みのこと)は2センチくらいになるでしょうか。背は丸背です(製本方法のひとつ。「角背」というのもあります)。

色味は、色校で確認できますが、本として全体がどうなるか、手触りも、佇まいも見本を受け取るまで、想像することしかできません。

上でいろいろと説明した用紙や布や製本方法が、実際どういったものなのかはぜひ出来上がりで確認してください。発売は5月23日です。

(編集担当:竹村)

 

関連書籍

マヒトゥ・ザ・ピーポー『銀河で一番静かな革命』

海外に行ったことのない英会話講師のゆうき。長いあいだ新しい曲を作ることができないでいるミュージシャンの光太。父親のわからない子を産んだ自分を責める、シングルマザーのましろ。 決めるのはいつも自分じゃない誰か。孤独と鬱屈はいつも身近にあった。だから、こんな世界に未練なんてない、ずっとそう思っていたのに、あの「通達」ですべて変わってしまった。 タイムリミットが来る前に、私たちは、「答え」を探さなければならない――。 孤独で不器用な人々の輝きを切なく鮮やかに切り取る、ずっと忘れられない物語。アンダーグラウンド界の鬼才が放つ、珠玉のデビュー小説。

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銀河で一番静かな革命

GEZANのマヒトゥ・ザ・ピーポーが5月23日に発売するはじめての小説『銀河で一番静かな革命』を紹介します。

バックナンバー

マヒトゥ・ザ・ピーポー

ミュージシャン。2009年に大阪にて結成されたバンド・GEZANの作詞作曲を行いボーカルとして音楽活動開始。
2014年からは、完全手作りの投げ銭制野外フェス「全感覚祭」も主催。自由に境界をまたぎながらも個であることを貫くスタイルと、幅広い楽曲、独自の世界を打ち出す歌詞への評価は高く、日本のカルチャーシーンを牽引する。
著書『銀河で一番静かな革命』『ひかりぼっち』、絵本『みんなたいぽ』(絵:荒井良二)。映画監督作品『i ai』がある。

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