体内でつくられ、生命活動をコントロールする「ホルモン」。ホルモンがうまく働けば、人間にもともと備わっている能力が引き出され、仕事の成果もグンと上がります。そんなホルモンを自在に操る「魔法のスイッチ」があるとしたら? 加藤雅俊さんの最新刊『奇跡のホルモン・スイッチ――潜在能力を引き出す』からお届けします。
記事の終わりに、加藤雅俊さんの健康セミナーのご案内があります。
* * *
その武器、いつまで眠らせておくつもりですか?
「なぜ、あの人は仕事が速いんだろう」
「あの人は、どうしていつもやる気にあふれているんだろう」
「なぜ、あいつはモテるんだろう」
自己啓発本を読んだり、英語を勉強したり、セミナーを受けたり、自分を向上させるために努力しているビジネスパーソンは多いと思います。
それにもかかわらず、いまひとつレベルアップできない。そう感じてはいませんか? だからあなたは、こう思っているかもしれません。
「結局、自分には能力がないんだ」
安心してください。あなたは、ちゃんと「持って」います。ただ、その能力、すなわち武器をまだ使っていないだけなのです。
ロールプレイングゲームで表すと、あなたは武器を持っているのに、装備をしていない状態。現実世界で言い換えるなら、「スイッチ」を押していない状態です。
何のスイッチか?
それは「ホルモン」です。
スイッチを持っているのはあなた
ホルモンは、体が自ら分泌している成分で、心や体に大きな影響を与えています。
たとえば、同じような逆境に瀕しても、Aさんは乗り越えられるのに、Bさんはあきらめてしまう。あるいは、似たような人生を歩んでいるのに、Aさんは幸せそうだけどBさんは不満ばかり。
AさんとBさんを分けるもの、実はそれこそが「ホルモン」なのです。
もっと頑張ろうという気持ちや、幸せだと感じる心をつかさどっているのは脳です。もしも脳に塗る薬があれば、落ち込んだときに塗れば心が和むし、モチベーションが上がらないときに塗れば、やる気を出すことができます。感情をコントロールできたら、 どんなに生きやすいでしょう。
しかし、残念ながら脳に塗る薬はありません。けれどもその代わり、あなたは「スイッチ」を持っているのです。そう、「ホルモン」のスイッチです。
もしも、あなたが「もっと仕事ができるようになりたい」「もっと人から愛されたい」「もっと幸せになりたい」と思うなら、スイッチを押せばいいのです。それによってあなたの中で眠っている能力、すなわち潜在能力を引き出すことができます。
本書では、スイッチの押し方をご紹介します。特別な道具は必要ありません。難しい テクニックも不要です。
せっかく持って生まれた武器を眠らせておくのはもうおしまいです。さぁ、スイッチを押して、本当の自分を目覚めさせましょう。
* * *
*即効ツボ押し・運動法から、生活習慣・話し方まで、ホルモンをまるごと味方につける「魔法のスイッチ」を詳しくお知りになりたい方は『奇跡のホルモン・スイッチ――潜在能力を引き出す』をお読みいただけると幸いです。
*5月16日(木)19時からは、幻冬舎にて加藤雅俊さんの健康セミナーを開催します。ホルモンだけでなく、1人1人の疑問・不安にお答えする質問コーナーもあります。詳細・お申し込みは幻冬舎大学のサイトからどうぞ。
奇跡のホルモン・スイッチ
やる気を高めるノルアドレナリン、快感をもたらすドーパミン、精神を安定させるセロトニン、愛情を引き出すオキシトシン等々、ホルモンがうまく働けば、人間にもともと備わっている能力が引き出され、仕事の成果も上がる!ホルモンを自在に操る「魔法のスイッチ」であるツボ押し・運動法から、生活習慣・言葉づかいまで。ホルモンをまるごと味方につける一冊。