1200年もの昔、桓武天皇の勅願によって建設された長福寿寺。
「西に比叡山、東に長福寿寺」と呼ばれた由緒ある寺は、実は「日本一宝くじが当たる寺」として親しまれています。お寺の掲示板には、「1億円当たりました」「宝くじで3億当せんしました」と、喜びの報告がならんでいます。
また長福寿寺には仏さまの分身である白い象が降臨したという伝説があり、それは幸せを呼ぶ白い象「吉(きち)ゾウくん」として親しまれています。
そんな長福寿寺の住職・今井長秀氏の著書『日本一宝くじが当たる寺 金運を爆上げする12の習慣』には、「宝くじを当てるコツ」から、「お金に好かれる方法」まで、金運に関する話題が盛りだくさん。今回は特別に、中身の一部を公開します。
3つの心で最強の金運を手に入れる!
次の「3つの心」がパワーアップしたときに、あなたの金運は、最強最大になります。
(1)自分自身を信じる心
(2)吉ゾウくん(仏さま)を信じる心
(3)みんなの幸せを信じる心
それぞれ、どうやってパワーアップさせるのかご説明しましょう。
(1)自分自身を信じる心
吉ゾウくんは、「宝くじ当たらないかな~」「金運よくならないかな~」と、家でゴロゴロしながら考えている人を起こして、手を引っ張ってくれることはありません。
自分から一歩、前に踏み出した人にだけ「よくやった!」と、背中をドーンと押してくれるのです。
つまり「私にもきっとできる!」と、自分を信じてまず行動することです。
「どうせやってもムダ」「私にはできない」と考えて、何もしない人の金運が上がることはないでしょう。
(2)「吉ゾウくん」(仏さま)を信じる心
誰でも、自分の存在を信じ、感謝してくれる人がいたら、その人のために「何かしてあげたい」と思うはず。
「吉ゾウくん」、つまり仏さまも同じです。
「“吉ゾウくん”なんて、効果ないよね……」
と考える人よりも、
「私の金運を上げてくださる♪」
と信じ、一生懸命に教えを実践する人を応援してくださるのです。
(3)みんなの幸せを信じる心
そもそも金運とは、一言でいうと「吉ゾウくん」(仏さま)に信頼される力のことです。
「吉ゾウくん」は、あなたにお金をあげたら「まわりの人を幸せにしてくれるよね」と信じて金運をグンと高めてくださいます。
「今は、自分のことで精いっぱい!」というときに、人のことを思いやるのは難しいかもしれません。
最初は「自分の幸せ」だけでいいのです。
あなたが楽しくイキイキ過ごせるようになったら、次は、まわりの人や世の中の人が、自分と同じように幸せになるよう信じましょう。
そうすることで、お金は途切れることなくあなたに集まってくるのです。
宝くじが当たったら「3分の1ルール」でさらにパワーアップ!
宝くじの高額当せん者の9割は、最終的にはお金を使い果たし、悲しい末路をたどるという説があります。
でも、それは「お金が悪い」わけではありません。
せっかく宝くじが当たっても「正しい使い方」を知らないために道を誤ってしまうのです。
宝くじの当せん金など、予期せぬ臨時収入の使い方に「吉ゾウくん」が教える「3分の1ルール」があります。
(1)まず3分の1は自分のために使うこと。
これは「やった! 当たった!」と、飲んだり食べたり、ほしいものを手当たり次第買ったりして、ムダ使いをしろといっているのではありません。
ここでのポイントは「自分を高めるため」に使うこと。
興味のある分野の本を買う、または趣味のアロマを極めるのもいいでしょう。
ヘアサロンやネイルサロンに行って、外見を磨き上げるのでもいいのです。
「食べたい、飲みたい」「ストレス解消に買い物したい!」という欲望にまかせた消費ではなく、自分を成長させるために自己投資するのです。
(2)次の3分の1は、家族や友人、お世話になった方、ご縁があった方への「ご恩返し」に使います。
家族全員でのんびり旅行に行く。
なかなか会えない親友にプレゼントを贈る。
お世話になった方を食事にご招待する、などでもいいでしょう。
「吉ゾウくん」は、あなたにお金をあげたら「まわりの人を幸せにしてくれる」と信じて金運を高めてくださるとお話ししました。
宝くじが当たったら「吉ゾウくん」の期待に応えるチャンスなのです。
(3)最後の3分の1は「自分の知らない人」のために役立つよう使います。
「知らない人のためにどうやって?」と思うときは、信頼のおける団体に寄付をするのがイチバンです。世界中には今日食べる物が無い人、貧しくて学校に行けない子ども、災害で家を無くした人などがたくさんいます。その人たちの「お役に立つ」のです。
長福寿寺でも、スリランカの恵まれない学生たちを、定期的に支援しています。
当選金額が3万円だったら、1万円をコンビニのレジの脇に置かれているボックスに入れるのもいいでしょう。
また、旅行に出かけた場所で、お土産を買うのも、その土地の経済に貢献していることになりますから、見知らぬ人の役に立っていることになります。
ちなみに、よく、
「10万円当たったら寄付するけど、3000円なら全部使ってもいい?」
という人がいますが、こういう人は、10万円当たっても絶対に寄付しないことがわかっています(笑)。
たとえ100円でも手にしたら「吉ゾウくん」に感謝して、3分の1は見知らぬ人のために使ってください。
お金はガチガチに貯め込まない!
「3分の1ルール」はあくまでも、臨時収入に関してです。
働いて得た収入についてどうすべきかお話ししましょう。
まず、生活していくために必要な費用は確保しましょう。
そして、たとえば収入がなくなるなど「何かあったときのため」に、数カ月暮らせるだけのお金を手元に置いておくのはいいでしょう。
また、「2年後に留学したいから」「マイホームを買いたいから」などの目的があるとき、一定の金額を貯金にまわすのはとてもいいことです。
でも「お金がないと不安」「将来が心配だから……」という漠然とした不安だけで節約にはげんで、ガチガチに貯め込むのは金運をダウンさせます。
「お金」には、ぐるぐると世の中をめぐり、人や社会の役に立つという役割があります。
川の水は、流れている間は清らかですが、滞ると濁ってきますよね。
お金も同じです。
つまり流れを滞らせないよう、使えるお金は、できるだけ気持ちよく使ってほしいのです。
「お金は天下のまわりもの」という言葉がありますが、私は「お金は積極的に世の中にまわすもの」だと考えます。
「吉ゾウくん」の教えを実践すると、少額でも宝くじの当たるチャンスが誰にでもめぐってきます。
そのとき、先にお伝えした「3分の1ルール」を実践してみてください。
すると、次にまた必ず、金運が上がったことを知らせてくれるできごとが起こります。
それは、宝くじがまた当たるのかもしれませんし、年収が上がるのかもしれません。
また誰かにほしかったものをプレゼントされるのかもしれません。
たとえどんな形であれ、あなたが「自分自身」「家族や友人、お世話になった人」そして「見知らぬ人」のために使ったお金がめぐってきたことを強く感じる機会が必ずやってきます。
「お金は世の中をめぐっている!」ことが実感できれば「お金を使うこと=お金を失う」とは思わなくなります。
そして「お金を積極的にまわすことで、さらに豊かになれる」と感じるようになるでしょう。
「日本一宝くじが当たる寺」の住職が教える金運を上げる方法
「日本一宝くじが当たる寺」と言われている長福寿寺。
そこには連日、「宝くじで高額当せんした」「年収が倍になった」と嬉しい知らせが届いている。そんな長福寿寺の住職・今井長秀が教える、「金運を爆上げ」するための秘訣を公開。