ツイッター、インスタグラムをはじめ、ビジネスで成功するにはSNSの活用が欠かせない時代。しかし、「どうすればフォロワーが増えるの?」「どんなことを投稿すればいいの?」と、お悩みの人も多いようです。のべ150万人以上のフォロワーを抱えるインフルエンサー、ゆうこすさんの『共感SNS』は、そんなあなたの悩みを解決してくれる一冊。堀江貴文氏、けんすう(古川健介)氏、前田裕二氏など、そうそうたる大物が推薦を寄せる本書から、一部を抜粋してお届けします。(写真:三浦えり)
* * *
「自分のやりたいこと」を仕事にするには?
前回、フォロワーの増やし方についてご紹介しましたが、フォロワーが増えたからといって仕事に直結するかというと必ずしもそうではありません。
例えば、フォロワーが2万人以上いるインフルエンサーの方には、アカウントで企業の商品やサービスをPRして欲しいという単発のお仕事の依頼はあるでしょう。
でも、それが継続的なお仕事につながるか、つまり、それだけで生計を立てられるようになるかと言うと、そうとは限りません。そして、そのPRのお仕事内容が、自分がやりたい方向性ではないというケースも多々あります。
SNSを「自分のやりたいこと」で仕事につなげるためには、フォロワーを増やすこと以外に、何が必要なのでしょうか?
それは、自分のSNSをフォローしてくれた人たちを、フォロワーからファンに育てていくことです。
「共感」と「メリット」では人は動かない
フォロワーになってもらうために重要なポイントは「共感」と「メリット」です。フォローしてくれた時点で、きっとその人はあなたのアカウントの方向性に「共感」を覚え、フォローする「メリット」があると感じてくれているはず。
でも、みんながみんな、あなたのやりたいことを「応援したい」とまで思っているわけではありません。ただ自分にメリットがあるからフォローしているだけ、かもしれません。
フォロワー数=ファンの数ではないのです。
私は、Twitterを始めた初日にフォロワーは2万人まで増えましたが、イベントを開催しても3人しか来なかったように、その2万人は“ファン”ではありませんでした。そしてこれはのちにとても重い十字架となったのです。
「2万人もいるんだ! すごい!」と、地方の飲食店とコラボイベントのお話を頂き開催するも、全く人は来ない。商品PRのお仕事を頂いても、全く反応が無い。フォロワー数だけが先行してしまい、受ければ受けるほど仕事は来なくなり、「菅本裕子ってフォロワー数はまあまあいて、元アイドルだけどあの子に依頼しても効果ないな」という重い重いレッテルを貼られてしまい、仕事は0に。という経験がありました。
SNSで夢を実現しようと思ったら、ファンの熱量を持った応援が何よりも大事! フォロワーとファンとの一番の違いは、「熱量」です。
ファンとは、自分に共感してくれるだけでなく、自分と同じような目的や意識を持って活動までしてくれる、最強の味方のような存在! 自分のことを“広めたい”という意識を持ってくれているので自ら拡散したり、人に紹介したりしてくれます。友達のクチコミが一番信頼できますよね。このように、ファンがファンを呼んでくれるのです。
そして、自分が何かSNSに投稿すると必ず反応してくれる、真似したいと思ってくれる、そうすることで“反響”が起きますよね!
人やお金を動かせるようになって、初めて仕事はつかみ取れるようになってきます。
共感SNS
ツイッター、インスタグラムをはじめ、ビジネスで成功するにはSNSの活用が欠かせない時代。しかし、「どうすればフォロワーが増えるの?」「どんなことを投稿すればいいの?」と、お悩みの人も多いようです。のべ150万人以上のフォロワーを抱えるインフルエンサー、ゆうこすさんの『共感SNS』は、そんなあなたの悩みを解決してくれる一冊。堀江貴文氏、けんすう(古川健介)氏、前田裕二氏など、そうそうたる大物が推薦を寄せる本書から、一部を抜粋してお届けします。