肩こり、頭痛、肌の衰え、自律神経失調症……。こんな不調や病気でお悩みではないでしょうか? でも、あきらめないでください! 経絡整体師、朝井麗華さんの『病気がいやならわきの下をもみなさい』によれば、「わきの下をもむ」だけで、みるみる身体がラクになるそう。簡単にできて、しかも即効性のあるセルフケア満載の本書から、一部を抜粋してお届けします。
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これならいつでもどこでもできる!
(1)バッグを持ってわきを刺激
「わきはほぐしたいけど、人前でわきを触るのは恥ずかしい」
「まわりに人がいてもできる、わきストレッチはないですか?」
というリクエストに応えて考え出した、わきほぐしの方法をご紹介しましょう。
まずは、ショルダーバッグを持ちながら、さりげなくわきを刺激するやり方です。
女性はもちろん、最近では男性も、パソコンや資料などを持ち歩くせいか、ショルダーバッグを使う人が増えています。
(2)つり革の上を持つ
電車に乗っているときも、さりげなくわきの下をストレッチするチャンスです。
椅子には座らず、立ったまま、つり革につかまりましょう。
そのとき、できる人は、つり革の輪をつかむのではなく、その上のストラップまで手を伸ばします。
できるだけ高い位置に手を上げることで、わきの下を十分に伸ばすことができるのです。
つり革の輪の部分でも、わきがしっかり伸びる人は、無理して上をつかまなくても大丈夫です。
自分にあった高さで、わきの下を思いっきり伸ばしましょう。
(3)ウォーキングできない日は、部屋で行進をする
ウォーキングやランニングなどの運動は、全身の血行を促すので、わきをほぐしてから行えば、体中の巡りがよくなります。
ただ、ジムなどの室内で行うのでなければ、天気が悪いとくじけてしまいがちです。
また、歩く時間はないけれど、ちょっと体を動かしたいというときもあるでしょう。
そんなときは、部屋で行進をしてみましょう。
病気がいやならわきの下をもみなさい
99%の人は、わきのリンパが詰まっている。心筋梗塞、自律神経、肩こり、頭痛、肌の衰え……。簡単! 即効! 体の表と裏をつなぐ要をゆるめると、みるみる体がラクになる!