最近気づいたことなのですが、世の中には、人としてのあり方が、大人っぽい人と子供っぽい人とがあるような気がいたします。
その違いは何なのだろうかと考えていて、ひとつ、ふっと思い浮かんだのは、大人であると相手に感じさせるような人は、自分にも、他人にも、甘えの少ない人なのではないか、ということでした。
自分自身に対して、また他者との関係において、甘えを持ち込む人は、どことなく幼い印象を与えるものなのではないでしょうか。
どんな人にも、甘えたい時、あるいは誰かを甘やかしたい時、もあるでしょう。
しかし、そのような時においても、大人である人は、自分が甘えること、相手を甘やかしていること、をお互いにきちんと認識し、認め合った上で行っているような気がするのです。
逆に、幼く感じられる人は、人間関係の中に、本人も無意識のうちに甘えを持ち込む、という傾向があるように思います。
いいとか、悪いとか、ジャッジする気持ちはありませんが、私にとって個人的に、コミュニケーションの相手として楽なのは、人間関係の中に不用意に甘えを持ち込まない人です。
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美しい暮らし
日々を丁寧に慈しみながら暮らすこと。食事がおいしくいただけること、友人と楽しく語らうこと、その貴重さ、ありがたさを見つめ直すために。