6月は3つの展覧会へ。
まずは六本木の森美術館の「ムーミン展」。閉館50分前に滑り込んだせいかさほど混んでおらず「ひとつひとつの絵をじっくり見られる~」と思って館内を進んでいたところ、係の人からデカい声で案内があった。
「ここから先、まだ500点の展示があります!」
マジデスカ。やばい、あと40分しかない。さくさく見ていく。
作品は名刺サイズほどの素描が多く、みな絵に大接近して観ている。その結果、入ってはいけない足元の枠線からがんがんはみ出している人が続出していた。
小さい絵を見るのは楽しい。作家が作品にむかっているときの、その個人的な距離感を味わえる。
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前進する日もしない日も
仕事の打ち合わせ中、まったく違うことを考えてしまう。ひとり旅に出ても、相変わらず誰とも触れ合わない。無地の傘が欲しいのに、チェックの傘を買ってくる。〈やれやれ〉な大人に仕上がってきたけれど、人生について考えない日はない。そんな日々のアレコレ。
編集部からのお知らせ
「前進する日もしない日も」は2022年4月にリニューアルしてスタートします。どうぞご期待ください!