世界で一番つまらないのは夢の話だとかいうけれど、わたしは、夢の話が大好きだ。聞くのもするのも、どっちも。
もっといえば、夢を見ることが好きだ。怖い夢や嫌な夢も時々見るけれど、すぐに忘れてしまえるところもいい。
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愛の病
恋愛小説の名手は、「日常」からどんな「物語」を見出すのか。まるで、一遍の小説を読んでいるかのような読後感を味わえる名エッセイです。