遅かった梅雨明けを待って、今年も8月6日から高校野球の甲子園大会が始まる。厳しい地方予選を勝ち抜いた49校が憧れの甲子園の土を踏むが、これまでの地方予選で全国の注目をあびたのが岩手・大船渡高校の佐々木朗希(ろうき)投手だった。
甲子園常連校でもない地方の公立高校が予選で負けても、新聞の地方版を飾る程度のニュースである。ところが大船渡の敗退はスポーツ新聞だけでなく、一般紙の社説や社会面も取り上げ、テレビのワイドショーを賑わせた。最高球速163キロの逸材であるエース・佐々木が、甲子園まであと一歩の決勝戦を登板回避したからだ。
ここから先は会員限定のコンテンツです
- 無料!
- 今すぐ会員登録して続きを読む
- 会員の方はログインして続きをお楽しみください ログイン
日本野球よ、それは間違っている!
- バックナンバー
-
- ロッテ・佐々木朗希 初登板の謎
- 【プロ野球キャンプ総括】真剣度でソフトバ...
- プロ野球のキャンプは練習期間が短すぎる
- 田中将大が復帰しても楽天は優勝できない
- 桑田真澄の巨人入りは百害あって一利なし
- 巨人・菅野智之は大リーグに行かなくてよか...
- トライアウトに“冷やかし”参加の新庄剛志...
- 日本シリーズ4連敗の巨人は「育てて勝つ野...
- 内川、福留、鳥谷らは引退して海外で学べ
- 早稲田の後輩、ドラフト1位の楽天・早川隆...
- 東海大野球部の大麻問題。大学野球は人間教...
- 揚塩球団社長の引責辞任は阪神だけの問題で...
- エプラーGMの解任で大谷翔平の将来はどう...
- 不振の大谷翔平は打撃理論を忘れろ
- 阪神・藤川球児のりっぱな引き際
- 日本の投手は大リーガーの変則投法をまねる...
- 大谷翔平が「二刀流復活」できなかった理由
- 首位巨人の不安材料は故障続出の投手陣
- 開幕3連敗の阪神は誰を大黒柱にしたいのか
- 巨人・菅野 復調の兆しは減量の効果だ
- もっと見る