日本古来の歳時記でみる、12星座の運勢小池雅章（青山五行）（占術家　「青山五行」創始者）

四季折々の暮らしに欠かせない歳時記。
昔から伝わる、季節の行事にそった暮らし方には日々の健康や開運・幸せに繋がる知恵がたくさんつまっています。

そしてこれはあまり知られていないことですが、歳時記のもととなる二十四節気と、星占いをつかさどるホロスコープの運行には密接な関係があるのです。

本連載では、西洋のホロスコープと東洋の易をくみあわせた占術「青山五行」の創始者である著者が、季節ごとの12星座の開運法をわかりやすくお伝えします。

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星占いと歳時記カレンダーの不思議な符号

これまで私は西洋と東洋の占いを融合させた「青山五行」という独自の占術を編み出し、二十年以上、二万人を超える人々を鑑定してまいりました。

多くの方を鑑定する中で、西洋の占術である星占いと東洋の四柱推命の運気の流れがリンクする時、その占いの的中率はかなり高くなるという驚きを何度も経験してきました。

世の中に出ていくような社会的成功をおさめた方、望んでいた幸せな結婚や家庭生活を手に入れた方、ビジネスの規模が何倍にもなった方・・・。自分が納得できる成果を出す方たちに共通するのは、運気の流れをしっかりつかんでいるということ。
悪い時にはじたばたせず、いい時に打って出るというリズムができているのです。
鑑定では、多くの方の人生のターニングポイントを見てきましたが、そんな時まったく別物だとされてきた西洋と東洋の占術に不思議な符合を感じるようになったのです。

答えは、占いの大きな前提である「暦＝カレンダー」にありました。
上記の図のように、西洋のホロスコープと東洋の二十四節気は、実はまったく同じ原理で動くカレンダーだったのです。
これに気づいた時は我ながら興奮したものです。

実はこの関連性に気づくきっかけとなったのは、東洋の十二支であります。
子・丑・寅・・・とひとまわりする干支と、一年の星占いを見るのに欠かせない「幸運の星・木星」が太陽の周りをめぐる周期が、同じ十二年なのです。
たとえば、木星は今年12月20日に山羊座へ移動し、その後、来年の2月4日からの立春で干支は子となります。多少の誤差はありますが、木星が山羊座の方はねずみ年ということになるのです。

春分の日に牡羊座がスタート。12星座を前半・後半に分けると二十四節気に

さらに考えを進めていくと、二十四節気で「春分」にあたる3月21日頃は、12星座のスタートにあたるおひつじ座に太陽が入った時と同じです。おひつじ座の前半が「春分」で、4月5日からのおひつじ座後半の時期は次の二十四節気の「清明」にあたります。
つまり星占いをつかさどる12星座を前半・後半に分けたものと二十四節気がぴたりと重なるのです。
この共通するカレンダーを私は「ホロスコープ歳時記」と名付けました。

運の良しあしや他人との縁、そういった目に見えないものを味方につけるためには、「暦＝カレンダー」の存在が不可欠です。

歳時記をもとに季節が運んでくれる運気を意識しながら、さらにホロスコープを見て自分なりの取り入れ方を考えてみる。
皆様がさらに豊かな日々を送るために、「ホロスコープ歳時記」がその一助となれば幸甚です。

【9月23日~10月7日】
星占いを前半・後半に分けた、「二十四節気星占い」でみる、秋分の時期の運勢はこちらをご覧ください。

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※二十四節気占いについて

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