2019年秋の幻冬舎文庫はミステリーが盛りだくさん! 学園ものから刑事、法廷ものまで幅広いラインナップでお届けします。そろそろ涼しくなってきた秋の夜長、ぜひ極上ミステリーをお楽しみください!
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話題の新刊!!
潔白/青木俊
既に死刑執行済みの母娘惨殺事件について再審が請求される。司法の威信を賭けて再審潰しにかかる検察と、真実を追い求める被告の娘。「権力vs.個人」の攻防を迫真のリアリティで描くミステリ。
果鋭/黒川博行
元刑事の名コンビ、堀内と伊達がマトにかけたのはパチンコ業界だ。二十兆円規模の市場、警察、 極道との癒着、不正な出玉操作……。我欲にまみれた業界の闇に切り込む、著者渾身の最高傑作!
国家とハイエナ(上)/黒木亮
破綻国家の国債を買い叩き、合法的手段で高額のリターンを得る「ハイエナ・ファンド」。日本ではほとんど報道されないその実態や激烈な金融バトルを、綿密な取材をもとに描ききった話題作!
国家とハイエナ(下)/黒木亮
ペルー、ザンビア、コンゴ、ギリシャを血祭りに上げたヘッジファンドは、アルゼンチン政府との十五年戦争に突入。一方、国際NGOがファンドによる強奪と権力者の汚職を阻止しようと、先進国や国際機関に働きかける。だが、NGOからも金に窮してヘッジファンドへ転職するメンバーが出現――。激烈な国際金融バトルを制し、最後に笑うのは誰か!?
ワルツを踊ろう/中山七里
金も仕事も住処も失い、 元エリート・溝端は20年ぶりに故郷に帰る。美味い空気と水、豊かなスローライフを思い描く彼を待ち受けていたのは、携帯の電波は圏外、住民は曲者ぞろいの限界集落。
悪魔を憐れむ/西澤保彦
老教師の自殺の謎を匠千暁が追い、真犯人から〈悪魔の口上〉を引き出す表題作と「無間呪縛」「意匠の切断」「死は天秤にかけられて」の珠玉の本格ミステリ四篇を収録。読み応えたっぷりの連作集。
捌き屋 一天地六/浜田文人
鶴谷康の新たな仕事はカジノ(IR)誘致事業への参画を取り消された会社の権利回復。政官財と裏社会の利権が複雑に絡み合うその交渉は、想像を絶する事態を招く……。人気シリーズ最新作!
君は空のかなた/葉山透
新人編集者の雛子は、宇宙オタクの高校生・竜胆君に取材をすることに。並外れた頭脳と端整な容姿を持ちながら、極度の人間嫌いの彼は、引きこもりながら“あの人”との再会を待ち望んでいた。
金継ぎの家 あたたかなしずくたち/ほしおさなえ
高校二年生の真緒は、祖母・千絵が仕事にする、割れた器の修復「金継ぎ」の手伝いを始めた。ある日、見つけた漆のかんざしをきっかけに二人は旅に出る――。癒えない傷をつなぐ感動の物語。
チェーン・ピープル/三崎亜記
名前も年齢も異なるのに、同じ性格をもち同じ行動をする人達がいる。彼らは「チェーン・ピープル」と呼ばれ、品行方正な「平田昌三」という人格になるべくマニュアルに則り日々暮らしていた。
ESP/矢月秀作
国立の超能力者養成機関・悠世学園で一人の男子生徒が実技訓練中〈力〉を暴発、ペアを組んだ女子とともに行方不明となり国家を揺るがす大事件に。抑え込まれた“何か”が行く先々で蠢く。
わらしべ悪党/和田はつ子
健康食品会社の社長が事故死した。遺言書が無いため、妻は10億の遺産を独り占めできるはずだった。しかし、無欲を装う関係者たちの企てに嵌められていく。昭和を舞台に描く相続ミステリー。
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