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幻冬舎新書・これから出る本

2019.09.20 公開 ポスト

2019年9月26日発売の幻冬舎新書幻冬舎編集部

幻冬舎新書の9月刊は5点、26日発売です。

『大人の読解力を鍛える』齋藤孝

定価(本体780円+税)

人間関係におけるトラブルの多くは、相手が「何を伝えたいか」「何を言いたいか」を正しく理解できていないことから発している。情報が複雑に飛び交う現代だからこそ、言葉を、言葉の集合体としての情報を、正確に読み解く力が不可欠なのである。本書では具体的なテキストを挙げながら、行間を読む、感情を読む、場の空気を読む、想像力を働かせて相手の心情を察するといったコミュニケーション全般のスキル向上を目指す。社会人必読の一冊。

齋藤孝(さいとうたかし)
1960年、静岡県生まれ。明治大学文学部教授。東京大学法学部卒業。東京大学大学院教育学研究科博士課程等を経て現職。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。『身体感覚を取り戻す』で新潮学芸賞受賞。『声に出して読みたい日本語』(毎日出版文化賞特別賞)がシリーズ260万部のベストセラーになり日本語ブームをつくった。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導。『15分あれば喫茶店に入りなさい。』『イライラしない本』など著書多数。累計発行部数は1000万部超。

『ルポ シニア婚活』篠藤ゆり

定価(本体840円+税)

還暦を過ぎて子どもがほしくなり31歳スリランカ人と成婚した61歳男性。ピースボートの船上で72歳男性にプロポーズされた80歳女性。65歳以上の独居人口は620万人を超え、伴侶を求めるシニアも増加の一途。だが人生の酸いも甘いも噛み分けた世代の婚活には、複雑多岐なしがらみがあり、ゆえに結婚の暁には極上の喜びに変わる。本書では多くのインタビューから見えてきたシニア婚活の実態と成婚への道筋を紹介。恋愛感情は必要か? 子どもをどう納得させる?「後妻業」への防衛策は? 幸せな老後、幸せな最期を求める人々の愛の記録。

篠藤ゆり(しのとうゆり)
ライター。福岡県生まれ。国際基督教大学教養学部で美術史を学び、卒業後コピーライターとして広告代理店に勤務。退社後、世界各地を旅する生活をへて、1991年「ガンジーの空」で海燕新人文学賞受賞。「婦人公論」のグラビアなど女性誌を中心に人物インタビューを多数手がける。著書に『旅する胃袋』(幻冬舎文庫)、『食卓の迷宮』『音よ、自由の使者よ。―イムジン河への前奏曲』、また聞き手として携わった『岡本太郎 岡本敏子が語るはじめての太郎伝記』(いずれもアートン新社)がある。

『読書会入門』山本多津也

定価(本体780円+税)

本の感想を複数人で語り合う「読書会」は、一人の読書よりも格段にメリットが多い。誰かの意外な感想が、自分に足りない視座を教えてくれ、理解できなかった箇所は、他の参加者が補ってくれる。課題本は、ビジネス書、小説、哲学書なんでもいい。感想を自分の言葉で表現する行為は、新しい自分の発見へもつながる。参加の仕方、会の開き方からトラブル対処法まで、日本最大規模の読書会主催者がその醍醐味を伝授。

山本多津也(やまもとたつや)
日本最大規模の読書会コミュニティ「猫町倶楽部」主宰。1965年名古屋市生まれ。住宅リフォーム会社を経営する傍ら、2006年から読書会をスタート。名古屋のほか東京や大阪などで年200回ほど開催し、のべ約9000人が参加している。本書がはじめての著書となる。

『善意という暴力』堀内進之介

定価(本体780円+税)

「不謹慎だ!」「間違っている!」「その人の身になってみろ!」――自分は「善いこと」をしていると思って発するこれらの言葉。しかしその正体は、自分と異なる意見を否定し、相手も自分と同じように感じるべきだという押しつけにほかならない。なぜ善意は暴走して人々の自由を抑圧するのか?「許せない」「かわいそう」など、人々が「感情」で動く社会はなぜ危ないのか? 気鋭の政治社会学者が、現代の病理を社会システムと個人の心性【メンタリティ】の両面から鋭く分析し、変革のための方法と理念を提示する。

堀内進之介(ほりうちしんのすけ)
1977年生まれ。政治社会学者。博士(社会学)。専門は政治社会学、批判理論。首都大学東京客員研究員、埼玉大学非常勤講師、現代位相研究所首席研究員、Screenless Media Lab. 所長ほか。『知と情意の政治学』(教育評論社)、『感情で釣られる人々』『人工知能時代を〈善く生きる〉技術』(ともに集英社新書)、『人生を危険にさらせ!』(須藤凜々花氏との共著、幻冬舎文庫)など著書多数。

『47都道府県の歴史と地理がわかる事典』伊藤賀一

定価(本体1000円+税)

現在の都道府県制度が定められたのは、1947年に施行された地方自治法。だが、日本の地方行政区分の歴史は1300年以上前までさかのぼる。変化に富んだ地形と気候、国vs.地方、地方vs.地方のしのぎを削る勢力争い、そのなかで育まれた個性豊かな産業、文化、人々の暮らし――都道府県は、存在そのものが日本人の心のよりどころだ。各都道府県の歴史・地理をコンパクトながら深掘り解説、全都道府県に足を運んで集めた「鉄板ネタ」「地雷ネタ」まで盛り込んだ、読んで楽しく役に立つ画期的な事典。

伊藤賀一(いとうがいち)
1972年京都生まれ。法政大学文学部史学科卒業後、東進ハイスクールを経て、現在、リクルート運営のオンライン予備校「スタディサプリ」で高校日本史・倫理・政治経済・現代社会、中学地理・歴史・公民の7科目を担当する「日本一生徒数の多い社会科講師」。43歳で一般受験し、早稲田大学教育学部生涯教育学専修4年に在学中。著書・監修書に『世界一おもしろい 日本史の授業』『「カゲロウデイズ」で中学歴史が面白いほどわかる本』『すごい哲学』『笑う日本史』(以上、KADOKAWA)『ニュースの“なぜ? ”は日本史に学べ』(SB新書)などがある。

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