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幻冬舎plusフェス

2019.11.08 公開 ポスト

分断は誰と誰の間に起きているのか?鈴木涼美さんが斬る「日本の難点2019」幻冬舎plus編集部

11月14日にロフト9渋谷で開催されるイベント「日本の難点2019」が迫ってきました。
登壇者のお一人、鈴木涼美さんにも、今年のキーワードを挙げていただきました。
表現の自由、マイノリティの権利、対米・対中関係など、挙げられた数々の「難点」からは、その難点をめぐる意見の対立が先鋭化し、社会の至るところで「分断」が起きてしまっているという「メタ難点」の存在も見えてきます。
いま、「分断」は一体誰と誰の間で起きていて、それぞれを解消することは一体どうしたら可能になるのでしょうか?

*  *  *


芸人

吉本謝罪劇場に始まり、Aマッソのヘイトスピーチ漫才や金属バットのエイズ発言など、時流を読むはずのコメディが、まったく時流から外れているのが顕著になった年だった。

表現の自由

あいちトリエンナーレの「表現の不自由展」がきっかけとなり、表現の自由に言及する一般人が多発した。『全裸監督』など、自粛やコンプラへの挑戦をうたう作品も登場した。

「反日」

ネトウヨや一部のメディアに限られていた「反日」という言葉を使う民放の番組が連日放映され、コメンテーターも総じて嫌韓ムードに。国民総ネトウヨ化に拍車をかけた。

ポピュリズム

参院選で話題となったのは、反原発を超えてマイノリティの権利をうたった山本太郎、NHK問題一点突破を狙った立花孝志、そして依然として続く自民安倍一強の構造。

実名報道

京アニの痛ましい放火事件の後、被害者の実名報道をめぐって議論が勃発、著名人が怒りの声明を出すなど、メディアスクラム批判だけでなく被害者実名報道を疑う風潮ができつつある。

中国と香港

香港デモは多くの識者が予測した以上の広がりをみせる中、台湾や日本に広がる中国覇権への懸念。米中の対立も顕著になる中、各国の中国との向き合い方にも注目が集まる。

引きこもり

かつて多くのメディアが取り上げた引きこもりが、相次ぐ事件で再び脚光を浴びた。

フェミニズムクレーム

靴の自由を訴える運動や続々登場するフェミニズム系新メディアなどが注目され、週刊誌を相手どった署名活動なども行われた。

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