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編集部日記

2019.11.10 公開 ポスト

大手町にはほとんど用事がない竹村優子

11月5日
一日、plusの記事づくりや、ゲラ戻しなど。
表参道で用事を済ませ、そのままカフェで原稿読み。


11月6日
午前中、銀座での用事を済ませ、ギャラリー林へ。漆アーティスト・山岸紗綾さん「空想植物標本」展を見る。架空の植物のオブジェを、どんな名前で、どこで採れ、どんな特徴があるかとまるで本当に存在するかのように解説する展示。
たとえば、「センコウバイ」は、「和名は『閃光梅』。梅の一種で標高1500メートル以上の山岳地に生息する落葉小高木。…よく晴れ空気の澄んだ夜には月明かりに照らされ、その花が光を孕むように見えたことからこの名が付いた」といった感じ。空想の植物の形や名前のロマンチックさに見惚れてしまう。
架空の植物のオブジェは、朴の木を彫り、漆を施し、金や銀を蒔絵の手法で加飾しているとのこと。『金継ぎの家』(ほしおさなえさん著)を作って以来、伝統工芸を現代的にバージョンアップさせている作家さんのことが気になる。
午後、渋谷で打ち合わせ。

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幻冬舎plus編集部員の仕事と日々。

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竹村優子

幻冬舎plus編集長と単行本、新書、文庫の編集に携わる。手がけた本は、『世界一の美女になるダイエット』(エリカ・アンギャル)、『青天の霹靂』(劇団ひとり)、『職業としてのAV女優』(中村淳彦)、『大本営発表』(辻田真佐憲)、『弱いつながり』(東浩紀)、『赤い口紅があればいい』(野宮真貴)、『じっと手を見る』(窪美澄)、『銀河で一番静かな革命』(マヒトゥ・ザ・ピーポー)、『しらふで生きる』(町田康)、『往復書簡 限界から始まる』(上野千鶴子・鈴木涼美)など多数。

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