■今回取り上げる古典:「読書について」(ショウペンハウエル)
世の中に断言できることは多くない
「読書」をタイトルに冠したこの記事を読むくらいだから、読者は読書家にちがいない。私も手当たりしだいに書籍を読み漁ってきた。一日に2冊は書籍が届く。書店で購入するものも入れると相当な数になる。
むかしは購入した書籍をせっせとスキャンしていた。しかし、いまでは気に入った箇所をスマホのカメラで撮影しておく。読み終わったら売却する。どうしてもほしい書籍があつたら、中古でもすぐさま手に入る時代になった。
なぜ書籍を読み始めたかというと、それはたんに楽しかったから、という経験があったにほかならない。教養だとか、知識とか語るひともいるけれど、きっかけは、ただただ愉悦があってのことだろう。
ただし私の場合、ちょっと複雑で、働き始めてから、さまざまな業種の方々と話す必要があった。その際、てっとりばやく業界の知識を得られるのが書籍だった。さらに、そのあと、メディアに出るまでになった。そうすると、どういう質問がやってくるかわからない。知らないと、なんだか白けた雰囲気になる。
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古典にすべてが書かれている。
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