伝説の家政婦・志麻さんが伝授！忘年会続きの体に沁みる【ミネストローネ風みそ汁】タサン志麻

予約が取れない伝説の家政婦・志麻さんの最新著書『志麻さんちのごはん』より、試し読みをお届けします。
志麻さん自らが撮り下ろした写真とともに、“毎日の家ごはん”を日記とともにご紹介。
日々のささやかな出来事を飾らない言葉で綴りながら、レシピには書ききれない料理のポイントやコツも披露してくれています。

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「おかわり！」が聞けた日
「ミネストローネ風みそ汁」

「息子は保育園では何でも食べるようだけど、家に帰ると気分によってむらがある。あえて無理やり食べさせたりはしないけれど、あまりにも栄養が偏っているなと思うときがある。私たち大人も同じように、栄養のバランスが偏ってしまうことはよくある。

そんなとき作るのが野菜がたっぷり入ったスープで、冷蔵庫の掃除にもなる。今日は息子も大好きなみそ味にした。普通のみそ汁とは違ってオリーブオイルでゆっくりと野菜のうまみを引き出してから煮てあるので、洋風のおかずにも合う。食べ慣れたみそ汁も切り方や手順を変えるだけで雰囲気が変わる。

仕上げに息子のマイブームアイテム、コーンを入れて、ミックスビーンズも入れる。豆は体にいいし、おいしいのに、日本ではあまり簡単に買うことができないので、私はミックスビーンズのパックを常備している。スープやサラダ、煮込み料理など、いろんな料理に使うことができる。結果は狙い通り。二人ともおかわりをしてくれた。」
 

材料（2 ～ 3 人分）

玉ねぎ ½個
にんじん ¼本
じゃがいも 1 個
かぼちゃ 2 切れ
キャベツ ⅛個
しいたけ 2 個
しめじ ½パック
コーン ¼缶
ミックスビーンズ 1 パック
みそ 適量
オリーブオイル 大さじ1
塩 一つまみ
 

作り方

1 鍋にオリーブオイルをひき、角切りにした玉ねぎとにんじん、塩を入れ、弱火で炒める。

2 キャベツ、キノコ、じゃがいもも同じくらいの大きさに切り、1 に入れて炒めていく。

3 しんなりしたらしっかりかぶるくらいの水を入れ、沸いたら角切りにしたかぼちゃ、ミックスビーンズとコーンを加え、やわらかくなったらみそを入れる。