前回に続き不倫の話だ。
ある程度の年齢になると、男も女も独身者は減り、セックスや恋愛の関係において、不倫は避けて通れない。「人妻好き男」や、「略奪好き女」のように好き好んでパートナーのいる相手を狙う者もいるけれど、やむおえず、葛藤を抱えながら既婚者と恋愛する人たちは、たくさんいる。もちろん、自分たちの快楽の裏で、苦しみ傷つく相手がいることなど想像をせずに、「不倫」を楽しむ人たちも。
不倫はいけないことだ。けれど、私は不倫を否定はしない。そもそも恋愛感情や性の欲求を伴う情欲は、理性を超えるものだし、人は正しくない生き物だと思っている。自分が小説の中で描いているのは、そういう世界だ。
けれど、そんな私でも、「これはあかんやろ!」と、思う不倫のパターンがある。
それは「既婚者であることを隠して独身を口説き、深みにハマらせてしまう」事例だ。特に「既婚者であることを隠す男」の話は、よく耳にする。
独身女の時間を奪うなかれ
ある知人は、家庭があるのを内緒にして複数の女と関係し、真実を知ったひとりの女が激怒し、男の家族や仕事関係者も巻き込んでの大騒動で、警察沙汰にもなった。最近は、SNSがあるから、暴露するのも簡単なのだ。しかも証拠も添付できる。
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ヘイケイ日記~女たちのカウントダウン
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