よくどのくらい勉強すれば、ホロスコープを読めるようになりますか? という質問を受ける。そんなのは、もうすぐにでも読めるようになるよ、という答えと、わたしすでに4年勉強しているんだけど、まだ全然読める気がしないよ、とふたとおりの回答が頭をよぎる。
そもそも「ホロスコープが読める」ってどういうことなんだろう?
毎回講座のたびにさまざまなホロスコープが造られては<月の気分に火星のエネルギーが異質な性質の位置から介入する、現場はどこで雰囲気はこれ>というような星の配置の翻訳をくりかえしくりかえしこころみられる。
ああ、なんとなくこんな感じ? とおぼろげに見えたかと思った頃、また違う視点から読みとるような出来事や人物の実例があらわれる。
少人数制のプロ養成コースともいえる原宿虎の穴の講座は、いつも、その日の実際の天体の位置を軽く読んだ後、参加者のひとりの図を実例図を読む。(現在そのスタイルは、虎の穴の占星術中級クラスでいけだ笑みさんが引き次いでいる)。講座は、毎回10人前後の参加者がいて、いつも同じに来る人もいれば、入れ代わったり立ち代わったりもしていた。
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ツキが半分
占いページのない女性誌は、絶対成功しない。
かつて、占いページなしで新創刊という大英断を下しながらわずか2号で方針転換をした雑誌は、1冊ではない。
占いとあたしの、切っても切れない関係をセキララに綴る新連載!
※本連載は旧Webサイト(Webマガジン幻冬舎)からの移行コンテンツです。