2月3日
節分。朝、年齢分の大豆を律儀に食べる。年中行事のなかで、いちばん忠実に守っていることかもしれない。
坂口孝則さんより古典読書連載の原稿が届く。カール・マルクス『賃労働と資本』について。坂口さんは、「労働力=牛丼」と置き換えて、マルクスを解説してくださっている。牛丼の値段が上がらないから、私たちの給料も上がらない。
私は、マルクスがここぞというときに連発する、「!」が好き。そして、なぜか興奮する。以前、トーキョー・フェスティバルで、リミニ・プロトコル(ドキュメンタリー演劇の手法をとるアーティスト集団)の舞台「カール・マルクス 資本論、第一巻」を見たあとも、興奮して仕事の依頼メールを送ったことがある。
2月21日の坂口さんの古典読書会にもぜひいらしてください。ショウペンハウエル『読書について』を読みます。
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