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編集部日記

2020.02.16 公開 ポスト

弱さとうまく付き合いたい竹村優子

2月10日
中国の写真家の方に、写真を借りる依頼メールを英語で送る。快諾のお返事をすぐにいただいたけれど、データサイズの確認でやや行き違い。私が、image size と photo data の英単語の使いわけができていなかったせいだと思う。実物データを送ってほしく、actual dataを使ったのが正しかったのかわからないけれど、無事手元に届きホッとする

夜は、下北沢B&Bでphaさんの『どこでもいいからどこかへ行きたい』『知の整理術』文庫W刊行記念イベント。phaさんとは同じバンドのメンバーでもある作家の滝本竜彦さんと佐藤友哉さんがご登壇くださり、「作家の知の整理術」の話。客席は、貸切で満席。
 


小説を書いてみたけど書き方がよくわからないというphaさんに書き方を教える滝本さんと佐藤さん。こんなに赤裸々に手の内を明かしていいのか、と聞いてるほうがドギマギしてしまう。

佐藤さんが、「文体には流行がある。今は、『彼女はかわいい』と直接的に表現していい時代だ」とおっしゃっていたのが衝撃だった。そのとき、「音楽だったら、今、GEZANを聴いておいたほうがいいみたいに」と前置きされていたことも。ルーティンと型を大事にしながら、どう長くクリエイティブな活動を続けていくかというまとめまで具体的で貴重な話だった。
 

左から、滝本さん、phaさん、佐藤さん

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幻冬舎plus編集部員の仕事と日々。

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竹村優子

幻冬舎plus編集長と単行本、新書、文庫の編集に携わる。手がけた本は、『世界一の美女になるダイエット』(エリカ・アンギャル)、『青天の霹靂』(劇団ひとり)、『職業としてのAV女優』(中村淳彦)、『大本営発表』(辻田真佐憲)、『弱いつながり』(東浩紀)、『赤い口紅があればいい』(野宮真貴)、『じっと手を見る』(窪美澄)、『銀河で一番静かな革命』(マヒトゥ・ザ・ピーポー)、『しらふで生きる』(町田康)、『往復書簡 限界から始まる』(上野千鶴子・鈴木涼美)など多数。

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