読者のみなさま、私は実は日本に行っていました。そうです。世界中が新型コロナウイルス騒動の真っ最中に、私はコロナストームの目である東アジアに出張で行かされました。報告しなくてすみません。
イギリスで前に買った、今ならとても貴重になっている消毒液の小さなボトルを持ち歩きながら頑張って仕事しました。ミーティングのキャンセルが多かったり、本社との時差があったり、本当に大変だった。やっと終わったーと友人とシャンパンで乾杯をしていた出張最終日の夜に会社からメールが来ました。
「申し訳ありません。綾さんが帰国後出社するのを嫌がっている人がいるので戻ったらコロナ検査を受けて下さい。陰性と診断されたら戻ってもいいです。検査を受けられなかったら、あるいは陽性の場合は14日間自宅待機して下さい」
ここから先は会員限定のコンテンツです
- 無料!
- 今すぐ会員登録して続きを読む
- 会員の方はログインして続きをお楽しみください ログイン
* * *
鈴木綾さんのはじめての本『ロンドンならすぐに恋人ができると思っていた』も好評発売中です。
10月19日(土)鈴木綾×ひらりさ「おいしいごはんが食べられますように」読書会開催! はじめて綾さんが会場にいらっしゃいます
内容・申し込み方法は幻冬舎カルチャーのページをご覧ください
月が綺麗ですね 綾の倫敦日記
イギリスに住む30代女性が向き合う社会の矛盾と現実。そして幸福について。
- バックナンバー
-
- ランチが質素なイギリスの会社員も共感する...
- 結婚式に一人で出席し午前3時まで盛り上げ...
- 『brat』革命:チャーリーXCXが歌う...
- 「同意」の先にあるもの:『セックスする権...
- 「本の世界だから許される?」“女性への暴...
- 「会社での成長に限界を感じた」私の退職の...
- レオナルド・ディカプリオはなぜ若い女性と...
- 「OpenAIの研究者は日本オタク?」最...
- 「男性はより保守的」「女性はより進歩的」...
- 米英でベストセラー爆進中『イエローフェー...
- 「ベストセラー詩人はインスタグラムから」...
- ブリトニー・スピアーズが自伝で描く「セク...
- 「35歳の私が独身なのはおかしい?」いい...
- 「人生は予定どおり?」過去の自分から見つ...
- 「いつかに備えて」日本でも普及する“卵子...
- 「あの時、違う選択をしたら…」30代の同...
- 今年一番の高価な買い物は「30万円」の値...
- 結婚式の平均費用439万円(米)、339...
- 「日本のマスコミは誤解している」映画『オ...
- 『バービー』という“人形の長編広告”映画...
- もっと見る