3月16日
先週から見ているゲラを今日中に戻すために最後の確認。アルバイトの子に鉛筆に消しゴムをかけるお願いしてから出かける。
目黒で取材。その前に、予約していたポットコーヒーをスターバックスに取りに行ったら、予想以上に広い店舗で驚く。ランチタイムと重なったせいか行列も想像以上に長くて遅刻しそうになる。
夕方、会社に戻り、坂口孝則さんから届いている連載「古典にすべてが書かれている。」の記事を作る。今回は、カミュの『ペスト』。今回ほど、連載タイトル「古典にすべてが書かれている。』を実感したことはない。初動時の官僚の冷笑的な態度、薬局の棚から姿を消すモノ、罹患している知りながら街へ飛び出す男……。「これは2020年の出来事だろうか?」と繰り返し書く坂口さん。たしかにそう思いたくなる1947年の作品。ペストは終わった。新型コロナはどう終わるのだろうか。
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