漏れそうなとき、英語でなんと言えばいい?
「トイレに行きたい」という言葉も、余裕があるときと、今にも漏れそうなときとでは当然、異なってきます。余裕がない状況で、今すぐにもトイレに行きたいことを伝えたい場合、以下の表現があります。
•おしっこの場合
I’m gonna pee in my pants.(パンツにおしっこ漏れそう)
I wanna pee really bad.(マジでおしっこしたい)
My bladde’r s gonna explode.(膀胱が爆発しそう)
I might wet the floor.(床が濡れるかも)
•うんこの場合
I’m gonna shit myself.(うんこが漏れそう)
実際には、品のある大人はたとえ漏れそうであってもそれを表現することはありません。ですから、漏れそうと伝える表現は総じて品格がない、または中立よりやや下品な表現といえるでしょう。しかし、現実には品がどうのこうのとはいっていられない状況もあります。「とりあえず何でもいいからトイレに行かせてくれ!」と伝えるには、どう表現したらいいでしょう。
I really really really need to go to the restroom.
Really の回数を増やせば増やすほど、深刻さが伝わります。
「いや、もうそんなこともいっていられない!」「緊急時にそんな言葉が出るわけがないだろ!」という方はこのひと言。お尻や股間をおさえながら、
Emergency!(緊急事態)
と叫べばいいでしょう。救急車を呼ばれないよう、お尻や股間をおさえるところがみそです。緊急事態には違いありませんが、救急車は不要なわけですから勘違いされないようにしてください。ちなみに、トイレに行きたい、かしてくれ、どこにあるんだ、という意図を、品格のない表現にするとどうなるでしょうか。例文を挙げてみましょう。
Hey, where is the fucking toilet?(おい、便所はどこだ?)
Where can I shit, man?(どこでうんこできんだよ?)
しかし、こんなふうにいわれたら、相手はどう思うでしょう。どんなに切迫した状況であっても(漏れそうであっても)、無視されるか、喧嘩になってしまうでしょう。トイレに行きたいという目的を阻むだけです。発言者自身にとって何らメリットがありません。それどころか、筆者は恐ろしくてとてもこんな表現を使う気にはなれません。皆さんも使ってはいけません。
トイレから戻ってきたところで、ユーモアのある一言
さて、あなたが「Emergency!」(緊急事態)と叫んでトイレに駆け込んだ後、あなたが、トイレから戻ってきたとします。すると当然、周囲の人は結果としてどうだったのか(間に合ったのか、漏らしたのか)、気になるところでしょう。そこで、
That was close.(ギリギリだった)
I almost had an accident.(事故寸前だった)
などといえば笑いを取れるかもしれません。少し汚いですが、
I had a small accident.(小さな事故があった)
といえば少し漏らしたことになり、
I did a poo in my pants.(うんちを漏らした)
といえばそれなりの量を漏らしたことになり、コメディ映画では笑いどころとなります。