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神様が教えてくれた縁結びのはなし

2020.06.07 公開 ポスト

縁起物が力を出せない「残念な飾り方」桜井識子(神仏研究家、文筆家)

スピリチュアルな世界への造詣が深い桜井識子さんの、最新単行本『神様が教えてくれた縁結びのはなし』。人生のパートナーとなる人との縁はもちろんのこと、さまざまな縁をうまく結ぶコツをまとめた内容が反響を呼んでいます。
今回はその中から「縁起物の力を最大限発揮させるために」を紹介します。

*   *   *

(写真:iStock.com/HunterKitty)

買う前にじいっと見つめてみる

縁起物を手に入れる方法としておすすめなのは、神社仏閣で購入することです。
神社仏閣で、たとえば大黒さんの置物でも、絵馬でも、縁起物とそうではないものに分かれるのなら、どのようにして判断すればいいのか……が、次のポイントとなってきます。

これは「わかる」能力がアップしてくると、なんとなくでもわかるようになります(「わかる」能力については『和の国の神さま』という著書に詳しく書いています)。
この能力を使うと「わかる」ため、自分で縁起物なのかどうかの判断ができます。
まだ「わかる」能力は訓練中です、という方は、守護霊に教えてもらう、ご縁がある神仏に教えてもらう、という方法があります。
こちらだと間違いなく縁起物がどれなのかを教えてくれます。

どう教えてもらうのかと言いますと、直感です。
守護霊は直感に働きかけることが得意ですし、神仏にも「縁起物を買いたいので教えて下さい」と手を合わせた時に言っておけば、直感という形で教えてくれます。
何種類かある絵馬をじぃ~~~っと見つめていると、「ああ、これだな」とピンとくるはずです。
逆にパッと見た瞬間にひとつだけが輝いて見える、というパターンもあり、こちらも直感で教えてもらっています。

ピンとくるものがない、輝いて見えるものもない……という場合、そこには縁起物がないということです。
縁起物はどこの神社仏閣にも必ずあるというわけではありません。
ご自分の直感や守護霊、神仏を疑うことのないように、ないこともある、と知っておくのも大事かと思います。

縁起物は必ず袋やカバーから出して飾る

購入して帰宅したら、透明の袋など縁起物を覆っているものをすべて外します。
汚れそうだから袋に入れたまま飾りたいと思うかもしれませんが、そうしてしまうと運を呼ぶ力も封印することになるのです

(写真:iStock.com/thamerpic

私は透明の筒に入った東京タワーの置物を買ったことがありますが、筒は無理やり外してタワーの模型だけを飾っています。
運を呼ぶ縁起物は何かで……たとえ透明の薄いものだったとしても覆ってはいけないのです。

あとは飾るだけです。
縁起物は、基本どこに置いてもOKです。おふだとは種類が違うので、高い位置に置かなければいけないということはありません
私はテレビ台の上にあれこれ置いていますし、低いラックにもたくさん置いています。
置く場所によって、縁起物の力が翳かげることはありませんから、そこは心配しなくて大丈夫です。

期限に関しては、神社仏閣で購入したものの目安は1年です。
1年たったけれど、まだパワーがありそうと思えば継続して飾るといいです。
1年で神様の波動は抜けてしまいます。しかし「運を呼ぶ力」は波動とは別なので、運を呼ぶ力がまだあるな~、と思ったらそのまま飾っていても問題ないです。

いくつもの縁起物を飾っていると、そのあたりが明るくなります
毎日、意識しなくても目に入っていますから、縁起物の「気」がなんとなくでもわかってきます。
パワーが減ってきたもの、運を呼ぶ力がなくなってきたものが判別できるようになります。
そうなったらそれは処分して、また新しいものを飾るといいです。

(写真:iStock.com/Gyro)

パワーがなくなっても運を呼ぶ力がなくなっても、悪いものに変化するわけではありません。
ただの置物になるだけですから、そのまま飾り物として置いておいても問題ないです

人生を変える縁起物コーナー

見えない世界といっても、神様や仏様、眷属や自然霊、妖精や妖怪などは見える人には見えます。
けれど、“運”自体は見えません。
運は物質のような感じで固まって存在するのではありませんし、モノとなっていませんから、そもそも形がないのです。
言ってみれば空気みたいなものです。

そこに「ある」とか「いる」というものでもないため、どんなに見ようとしても運そのものを見ることはできません。
自分が今どれくらい運を持っているのか、という量は見えないのです。

運自体は見えなくても、それを呼ぶ縁起物のことはわかります。
本当にパワーがあってしっかりと運を呼び込むものなのか、それとも福々しいのは見た目だけなのかは、「わかる」能力を磨けばちゃんとわかります。

縁起物は神仏のように大きなパワーを持っているのではありません。
あくまでも縁起物です。
ですから、いくつかを常に飾っておくことがおすすめです。
全部が本物だったら、その一角は「楽しく」「明るく」「にぎやか」なものになります。
小さくてもこのような場所が家にあるだけで全然違います。

いくつかを飾って縁起物コーナーを作ったのに半年たっても運が上がった気がしない……という時は、その中の何体かを別の縁起物と交換してみたり、新しく縁起物の仲間を増やしてみたり、いろいろと工夫をするといいです
神仏のご加護に加えて縁起物が運を呼ぶと、驚くほど人生が変わっていきます。

関連書籍

桜井識子『神様が教えてくれた縁結びのはなし 直接きいてわかった良縁あれこれ』

生まれ持った霊能力に加えて修行により霊格を上げ、神様とおはなしができるようになった著者。本書のテーマは、「縁結び」です。人生の伴侶となる相手との縁結びはもちろんのこと、ソウルメイトとの縁、神仏との縁、運との縁、物件との縁、過去世との縁……などなどあらゆる良縁を結ぶ方法を、神仏に直接取材しました。良縁をお願いするならこの神社/「ビビビーッとくる=運命の人」ではない/力のある神様は世界じゅうから相手を探す/縁結び専門“月下老人”のお仕事/神様にお願いすると最良の物件に導いて下さる/運を呼ぶ縁起物コーナーの作り方/過去世のよい影響を今世に与える方法

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神様が教えてくれた縁結びのはなし

2020年3月4日発売の『神様が教えてくれた縁結びのはなし』について、最新情報をお知らせします。

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桜井識子 神仏研究家、文筆家

1962年広島県生まれ。霊能者の祖母・審神者の祖父の影響で霊や神仏と深く関わって育つ。1000以上の神社仏閣を参拝して得た、神様仏様世界の真理、神社仏閣参拝の恩恵などを広く伝えている。神仏を感知する方法、ご縁・ご加護のもらい方、人生を好転させるアドバイスなどを書籍やブログを通して発信中。最新単行本『ごりやく歳時記』のほか、『桜井識子の星座占い』『東京でひっそりスピリチュアル』『ごほうび参拝』『神様仏様とつながるための基本の「き」』『おみちびき』『死んだらどうなるの?』など著書多数。

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