吉田修一さんの不朽の名作『パレード』（幻冬舎文庫）が新装版で登場！幻冬舎編集部

ひとつ屋根の下で暮らす男女5人の2LDKルームシェア生活と、そこで起きる事件を描いた、吉田修一さんの不朽の名作『パレード』（幻冬舎文庫）の新装版が全国書店にて発売になりました。

作品の発表から18年の月日が流れましたが、いまだに新しい読者を増やし続けており、発行累計部数は約39万部になりました。

2002年に単行本で発売されるや各紙誌で絶賛され、その年の第15回山本周五郎賞を受賞。その後、2010年に行定勲監督によって映画化され、第60回ベルリン国際映画祭パノラマ部門で国際批評家連盟賞を受賞。また2012年には、再び行定勲監督の演出によって舞台化されるなど、さまざまな形で多くの読者に愛されている作品です。

（あらすじ）

都内の2LDKマンションに暮らす男女四人の若者達。「上辺だけの付き合い？　私にはそれくらいが丁度いい」。それぞれが不安や焦燥感を抱えながらも、“本当の自分”を装うことで優しく怠惰に続く共同生活。そこに男娼をするサトルが加わり、徐々に小さな波紋が広がり始め……。

未読の方も既読の方も、ぜひこれを機会に手に取っていただけたら幸いです。

※新装版をお求めの場合は、書店店頭で現物を確認してください。ネット書店の場合、従来のカバーの商品が届くことがあります。