小学校の低学年だったころ、親戚の家の庭で、2人のイトコと私の3人で鬼ごっこをしたことがありました。「鬼」だったのはイトコのフミちゃん。
私はじゃんけんで勝ったので、逃げる側からのスタートとなったんですが、もともと気が弱いところがある私は、途中で逃げることそのものが無性に怖くなってしまいました。(つかまったらどうしよう、逃げきれるわけがない)。そう思って、逃げ足をわざと弱め、普通に歩くことにしました。(どうせ捕まるんだ、必死になってこんな恐怖を味わうより、さっさと捕まった方がまだまし)。なんて可愛げのない子供でしょうか。
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