「モテ」なんて、昔ほどには興味が無くなった。不特定多数の異性に好かれても、めんどくさいだけだ。若い頃はモテないことが大きなコンプレックスだったけれど、もう50を目の前にして、好きな人に好かれればそれでいいとは思っている。
おばさんになり、「モテたい」という願望を手放せて、楽になったつもりでいた。
そして「こうすればモテる」というwebの記事を、「そこまでして必死にモテなくていいのに」なんて、冷めた目で眺めていた。
周りの同世代の女性たちも、会えば話題は更年期か親の介護の話で、モテだの恋愛だのは二の次どころか、ふれないことも多い。
だからといって、別に恋愛や男に興味が無くなったわけではない。体力気力が衰え、確実に「老化」を考えざるをえない日々の中で、不特定多数の異性に好意を抱かれる「モテ」どころじゃなくなるのだ。モテても対応しきれない。
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ヘイケイ日記~女たちのカウントダウン
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