美容の悩みは一つではなく、その原因も様々。そのため美容法も多種多様で複雑。もはや何をすべきかわからない! そんな美容迷子たちに贈る書籍『すごい美容医療 美容皮膚科医が教える最新美肌術34』(木村真聡著)では、最新の美容治療と正しいセルフケアがわかりやすく解説されています。
日々進化している美容治療。どんな治療を受ければいいのか迷っている方に、間違った美容法を試す前にぜひ知っていただきたい部分を抜粋しました。
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クレンジング剤はミルクやジェルタイプをチョイス
オイルクレンジングは肌の負担に
「落とさなきゃ」という意識が最も働きやすいのはクレンジング剤を使うときでしょう。
できることなら洗顔だけで落ちるようなメイクを日頃から心がけることがベストですが、クレンジング剤を使う場合はミルクやジェルタイプを選びたいものです。
メイク用品は基本的に油性なので、それを落とすためにもオイルクレンジングを! という意見もあるのですが、オイルクレンジングは必要な脂質まで落としてしまうのでおすすめしません。その点ミルクやジェルタイプは水分と油分がバランス良く含まれているので、肌への負担を抑えながら、メイクをきちんと落としてくれます。ダブル洗顔が不要なアイテムであれば、なお良しです。
また、コットンで拭き取るようなウォータータイプのクレンジング剤も多く見かけますが、こすらないといけないので肌にとっては大きな負担です。とはいえ、肌にとって一番のNG行為はメイクが残ってしまうこと。普段のメイクの濃さと相性のいいクレンジングを見つけてみてください。
POINT
手持ちのクレンジング剤を
ミルクやジェルタイプに見直して。
洗顔ブラシはお肌の大敵! 使っている人は要注意
ツルツル感はキメが剥がれているから
アダルトニキビや脂性肌で悩んでいる人に多いのが、洗顔ブラシによる洗顔です。
ツルツルするからと人気のようですが、それは角質が剥がれ落ちてツルッとしているだけのこと。この本をここまで読んできた皆さんならもうおわかりだと思いますが、洗顔ブラシは摩擦を引き起こすので、使い続けるとダメージを受けやすい肌状態になりかねません。
今は良くても30代、40代と年齢を重ねていくうちに肝斑などが出てきやすくなるリスクもあります。慢性的な炎症によって引き起こされるのが肝斑ですから、洗顔ブラシで摩擦を加え続けることは、肝斑の悪化にも一役買っているようなものです。
夏場など皮脂詰まりが気になるときにのみ使用する程度ならば問題ないですが、基本的に洗顔ブラシは美容皮膚科医としてはおすすめできないアイテムです。スクラブ系の洗顔料も同じように肌を傷める原因になるため注意が必要です。ざらつきが気になるようであれば、こちらでご紹介したプラズマやエレクトロポレーションを一度体験してみると良いかもしれません。
POINT
スクラブ剤や洗顔ブラシは
季節アイテム程度に考えて。
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日々進化している美容治療。どんな治療を受ければいいのか迷っている方に、間違った美容法を試す前にぜひ知っていただきたい部分を抜粋しました。