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夜のオネエサン@文化系

2020.08.07 公開 ポスト

今更あのヒーローが気になった~『NANA』鈴木涼美

NANA』(矢沢あい 集英社クッキー)

ショウとリアルという一見すると矛盾する語の組み合わせが奇妙な熱狂をもたらすリアリティ・ショウをめぐるSNS炎上トラブルは、米国を始め日本の視聴者も最悪の洗礼を受けることになったが、ショウビズ界においてそれが作品演出や視聴者のリテラシーに及ぶ話題となったのは一瞬だった。で、相変わらずネチッこい性格の私は、ショウとリアリティと虚構とドキュメンタリーの関係についてネチネチ考え続けている。

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上野千鶴子/鈴木涼美『往復書簡 限界から始まる』

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夜のオネエサン@文化系

夜のオネエサンが帰ってきた! 今度のオネエサンは文化系。映画やドラマ、本など、旬のエンタメを糸口に、半径1メートル圏内の恋愛・仕事話から人生の深淵まで、めくるめく文体で語り尽くします。

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鈴木涼美

1983年生まれ、東京都出身。慶應義塾大学卒。東京大学大学院修士課程修了。小説『ギフテッド』が第167回芥川賞候補、『グレイスレス』が第168回芥川賞候補。著書に『身体を売ったらサヨウナラ 夜のオネエサンの愛と幸福論』『愛と子宮に花束を 夜のオネエサンの母娘論』『おじさんメモリアル』『ニッポンのおじさん』『往復書簡 限界から始まる』(共著)『娼婦の本棚』『8cmヒールのニュースショー』『「AV女優」の社会学 増補新版』『浮き身』などがある。

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