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夜のオネエサン@文化系

2020.10.16 公開 ポスト

男が生贄になりたいなら断らない~Moana「モアナと伝説の海」鈴木涼美

2~3歳上の友人が結構多いので、ここ最近「40になった」をよく聞くようになった。私も多分このまま特にドラマチックな人生の補完などなしに40を迎えそうな感じだし、もっと年上の知人らからは「まだまだだね」と言われるものの、未成年期間と成人してからの期間が全く同じになるのは結構すごいと思う。34歳になったとき、人生の処女期間と非処女期間が同じになったなぁと実感したものだけど、なんというか、今後は根っこより地表の木の部分が大きくなっていくんだわ、と思うとちょっとした衝撃で倒れそう。

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夜のオネエサン@文化系

夜のオネエサンが帰ってきた! 今度のオネエサンは文化系。映画やドラマ、本など、旬のエンタメを糸口に、半径1メートル圏内の恋愛・仕事話から人生の深淵まで、めくるめく文体で語り尽くします。

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鈴木涼美

1983年生まれ、東京都出身。慶應義塾大学卒。東京大学大学院修士課程修了。小説『ギフテッド』が第167回芥川賞候補、『グレイスレス』が第168回芥川賞候補。著書に『身体を売ったらサヨウナラ 夜のオネエサンの愛と幸福論』『愛と子宮に花束を 夜のオネエサンの母娘論』『おじさんメモリアル』『ニッポンのおじさん』『往復書簡 限界から始まる』(共著)『娼婦の本棚』『8cmヒールのニュースショー』『「AV女優」の社会学 増補新版』『浮き身』などがある。

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