生き方
私に「シンガーソングライター」は似合わない
「友達じゃかまんできない」という歌を書いたが、実は自分で書いていない。
「モテキ」という映画と、「僕の好きな女の子」という映画で使ってもらったが、申し訳ない。作詩作曲とクレジットされているが、実は盗作だ。盗んだ作品だ。それはこの曲に限ったことではなく、自分の曲は盗作が多い。誰も気づかない。気づかれないからコソコソと続けてしまう。そうやって身につけた作詩術は、もういい加減解体しなきゃいけない。そして盗んだ相手に歌を還さなきゃいけない。いらない。そう言われるかもしれないが。
ここから先は会員限定のコンテンツです
- 無料!
- 今すぐ会員登録して続きを読む
- 会員の方はログインして続きをお楽しみください ログイン
作詩入門
街の詩情を歌い続ける、シンガーソングライターの前野健太による歌ができるまで。
どんなとき言葉は生まれてくるのか? 言葉はいつ歌になるのか?