フィンランドもすっかり冬ですが、夏にアップしそびれていたレシピをご紹介します。
やる気のないときはソーセージに限る
ここ最近の我が家のキッチンにはやる気のなさが溢れている。
夏は夫の休みが取りやすく頻繁に旅行に出かけているので、生の食材を大量に備えることもなかなかできない。ちなみにこの時期の冷凍庫はいちごやラズベリーなどのベリー類でいっぱいで他のものが入る余地がない。
加えて今年はお天気続きで平日さえも庭でバーベキューばかりしているのでソーセージやその他手軽なマリネ済みの肉、魚のフィレなんかが常備してある。自然にそういう「焼くだけのもの」ばかり食べることになる。
先日友人一家を招いてバーベキューパーティーらしきものをしたのだけれど、後から振り返ってみれば私はソーセージを焼いただけだった。また別の日はやはりソーセージを焼いて、せめてものおもてなしに日本っぽいものをと焼きおにぎり、つくね串を作っただけ。夜店か。
というのも一番仲のいい、もはや親戚みたいな一家の子供たちは、ソーセージしか食べない。野菜も食べなければフルーツもちょこっと味見程度だけ。
また他の友人は普通のソーセージと上質なシナッピ(フィンランドのマスタード)さえあればいいという。それに慣れ過ぎてしまったのだ。
正直、パイ飽きた
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